潮目が変わる?生成AIの普及からロボット実装時代へ「新たな時代に求められるデジタル人材とは」|#DX企画書のネタ帳
こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか?
さて今回は以下の内容でお届けします。
タイトル:潮目が変わる?生成AIの普及からロボット実装時代へ
サブタイトル:新たな時代に求められるデジタル人材とは
【記事概要】
生成AIの普及により、デジタル業界の潮目が再び変わろうとしています。次なる波は、生成AIを活用した現場でのロボット実装の時代へと移行していくでしょう。本記事では、この流れの中で求められる新たなデジタル人材像についても考察します。
【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
はじめに
デジタル業界の潮目は、およそ5年ごとに変化してきました。2015年頃のIoT・AIブームから、2020年前後のDXブームへ。そして今、生成AIの登場により、新たな時代の幕開けを感じずにはいられません。
1)生成AIがもたらす変革
生成AIの登場は、私たちの生活や仕事のあり方を大きく変えようとしています。一朝一夕では生み出せなかったアイデアや文章を、驚くほど短時間で生成できるようになりました。しかし、それは単なる序章に過ぎません。
2)実装の時代へ
次なるフェーズは、生成AIを現場で実装していく時代です。RPAやロボティクスオートメーションの分野では、生成AIを組み込むことで、より高度な自動化が可能になります。
事例:
受付業務の自動化が挙げられます。RPAと生成AIを組み合わせることで、単純作業の自動化のみならず、来客への適切な応対まで可能になるでしょう。
3)ロボットとの協調
さらに、生成AIを搭載したロボットが登場することで、人とロボットが協調して働く時代が到来します。
先進的な取り組みとして、ファミリーレストランでの配膳ロボットが既に導入されています。生成AIを活用することで、より自然な動きと適切な対応が可能になるはずです。
参考:
自動車開発などハードウェアに強みを持つデンソーならロボット分野でのプレゼンスは非常に高くなっていくことでしょう。
4)Society 5.0に向けて
ロボットと生成AIの組み合わせは、Society 5.0の実現に向けた大きな一歩となります。人間がやるべきことに集中できる社会、安心・安全に暮らせる社会の実現です。
そのためには、技術的な課題はもちろん、倫理的・法的な議論も重要になってきます。私たちは、そうした議論にも積極的に参画していく必要があります。
5)求められる人材像
この新たな時代を切り拓くには、従来のデジタル人材だけでは不十分です。ロボティクスや製造業などの現場知識を持ち、それらと生成AIを組み合わせられる人材が求められます。
スキル標準などの枠組みも大切ですが、それにとらわれず、各業界・分野で自ら新しい人材像を定義していくことが肝要ではないでしょうか。
さいごに
生成AIの普及は、デジタル業界に新たな潮流をもたらしています。実装の時代を迎え、ロボットとの協調が進む中で、私たちに求められるスキルセットも変化しつつあります。この変化の波を自ら起こす側に立てるよう、柔軟に適応してまいりましょう。
いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。
【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
#生成AI #ロボット実装 #RPAと生成AI #Society5.0 #デジタル人材