富士通32bitパソコンで使えるLinux系OS「Ufficio」と「Sparky」
6年前にWindowsを見限って以来、OSにはLinuxを使っています。
以前はUbuntuを入れていましたが、Peppermint OS 7を愛用するようになりました。
Peppermint OS 7は古いパソコンでも動く、優れもののOSですが、ベースがUbuntu 16.04 LTSなので、今月でサポートが切れてしまいます。
だから代わりになるOSを探さなければなりません。
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実はメインPCの富士通デスクトップFMVCE50X9は32bitパソコンです。(2007年製造。2018年にリサイクルショップで4980円でジャンク品として購入しました)
32bit版OSはLinuxでも年を追うごとに少なくなってきています。
おまけに、このパソコンは、なぜかLinux系OSとは相性が悪いのです。
インストールディスクを挿入しても、起動すらできないか、できたとしても異常に動作が重かったりします。
というわけで、このパソコンで使えるOSは非常に少ないのです。
それでも試行錯誤した結果、使用可能なOSを発見することができました。
Ufficio Zero Linux Siena 3.0.1がそれです。
イタリア製のOSなので表示がイタリア語なのが厄介ですが、インストール時の言語設定で日本語を選択することができます。
インストール後、アップデートを済ましてから、さらに日本語パッケージをインストールしたら日本語入力が可能になります。
Peppermint OS 7に比べると、使い勝手に不満はありますが、あまり贅沢は言えません。
なお、このOSのダウンロードにはたいへん時間がかかりました。
4時間くらい費やしたかもしれません。
ちなみにこれが日本語表示の前のデスクトップ画面です。
終了の表示もイタリア語。
アイコンがないから、どれをクリックすればいいのか分かりませんでした。
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Ufficioの次に使い勝手がいいのが、SparkyLinux 5.13 xfceです。
ポーランドで開発されたOSですが、インストール後の日本語化はすこぶる簡単でした。
パソコンのパーティションをいじって、SparkyとUfficioをインストールして交互に使っています。
現時点ではSparkyを使う頻度が高いですね。
サブで使っているmouseの小型パソコンも32bit機ですが、これにもSparkyとUfficioをインストールすることに成功しました。
Zorin OS 15.3やLinux Mint 19はインストールの途中で止まってしまったのですけどね。
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32bitパソコンで使えるOSといえば、antiX19.3もありますね。
Sparkyでは動かないパソコンでも、antiXなら何とかなるかもしれません。
ただ、antiXはすこぶる使い勝手が悪いです。
メインPCにこれを入れてしまうと、イライラが高まりそうです。