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こびととの時間

昨日は、久しぶりに

次女と2人でほぼ1日過ごした。

次女はお外大好き。

自宅から高速で一時間。

家でのご飯の次に、この方のお料理をよく食べている!と断言できる方が、お弟子さんと1dayカフェを開くということで行ってきた。

もー美味しい美味しい😆

こびとさんはというと、お食事もしながら半分ぐちゃぐちゃにしながら、一時間もしないうちに外に出たがる。

ということで近くのファーマーズマーケットに寄ったら、駐車場の近くに広場があり、そこでひたすら階段登り降り、斜面登り降り、時々ありさん見つけてしゃがみこんでじーっと見つめる。

買い物から帰るご婦人がたの車に寄っていき、にこにことするもんだから、ご婦人がたも目尻さがりっぱなし。

車の出入りがわりと緩やかなので、そんなにハラハラすることもなく。

排水溝を流れる水にじーっと目をやったり、エアコンの室外機の羽根がまわってるのをじーっと見つめたり。

長女と外に行って、こうなると「なにが楽しいのか全然わからん」と冷めた目で見ていた。「帰ってあれもせないかんのに、これもせないかんのに」と思いながら。

が、なんかその思考も最近しっくりこなくて。部屋がぐちゃぐちゃの日もある。
おむつ洗い忘れて家を出るときもある。

でも、生き生きと楽しそうなこびとさんを見ているとそれも一回横に置いとけるぐらい、いとおしくて、「この子の思考回路はどうなってるんやろー、今何を思ってるんやろー」っと推測すると面白くて面白くて。

私も「わーっ、ほらほら、ありさんいるね!」と話しかけながら、「お母さんになって、子どもとこんなことしたかったんやなぁ」と嬉しくなる。

つい手を出したくなるんだけど、45度の斜面を登るこびとさんの後ろを、ギリギリまで手を出さずに歩いてみた。転ぶことなく登るこびとさん。
すごい身体能力だ。

誰も登りかた教えていないのに、体への力のかけ方、抜きかたをわかっているからできるとよね。めちゃくちゃ感心する。

後ろを歩きながら見守る私のほうがふらふらしとったばい。

もちろん、まだバランス取れずに転んだりもするけれど。

雷が鳴って稲光も近くで何度も見えた。

それもさほど怖がることなく、満足そうに過ごしている。

ベンチに自分で登り、座りたかっただろうけど、バランスを崩して地面にドーン。
もう一回チャレンジするもまたもや落ちて、さすがに2回目は悔しそうに泣く。

下がコンクリートだったら、わたしもこうはしていられないけど😅

1人ですたすた駐車場を歩きながら、時々後ろを振り返り、私と目が合い、私がにこっと笑うと、こびとさんも笑う。

そしてまた前を向いて歩き出す。

私が荷物を取りに引き返すと、後ろを振り返っても私が見ていないことに、「あれっ?」とちょっと戸惑ったようにも見え、そこから動かない。

私がこびとさんに向かってまた歩き出すと、またにこっと笑って、こびとさんも歩き出す。

私が後ろで見てると知ると安心するんかなぁ。

このやり取りが可愛くてたまらんのでした。

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