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旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる

東京都庭園美術館で開催中の「旅と創造 / 創造 いつかあなたの旅になる」展にいってきました。

さわひらきさんの映像作品(床に残っていくステップを踏む足の跡、dwelling)、福田尚代さんの書庫の展示、バロウズの本棚はこんなかも(ここは撮影NG)。宮永愛子さんの展示が強く印象に残った。
皇族のお屋敷で行われているせいかもしれないけれど、全体にノスタルジーに覆われた感が強いのだけれど、入り込んでしまえば、ベルクソンの「角砂糖の時間」のような気持ちのいい展覧会です。

東京都庭園美術館 入り口で検温とネット予約のQRコード見せて旧朝香邸本館へ
ルネ・ラリック<オラン> アールヌーボーがそもそも好みではないので、今までラリックはよく観たことはなかった。ラリックがガラスに手を伸ばしたのはアールデコの時代だそうで、展示品は柔らかい光を纏って圧倒的。
栗田宏一さんの作品(ギャラリーは撮影可)
展示されている日本地図の赤い点は圧巻。300日毎日送ってきたと説明されていたことには、作家の集中力を感じざるを得ない。こことそこの反転、その時と今が同時に展示される。
河原温のI am still alive.を思い起こした。
栗田宏一<SOIL LIBRARY> 旅をした場所の土を採集してということ。フレームの中の採集された土。フレームは必要?場所から場所の移動を表すのか?
余談だけれど、リチャード・ロングは展示する土地の土を使って壁に円形のドローイングしていた作品があるけれど日本での初めての展覧会で、どこの土か聞かれた時、TOKYU HANDSって言っていて、いいのかそれ?と思ったのを思い出した。
宮永愛子さんの作品 ギャラリーの方は撮影可。ナフタリンを素材に選んだところでもう脱帽という作家。


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