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【Netflix】セックス エデュケーション
タイトルからティーンエージャーのおバカな話かと思って、ずっと敬遠していました。観てみたら予想外に性教育的な内容でとても良かったです。
イギリスの高校生ってこんなに性行為するの?!親とや友達とこんなに深く話し合うの?って驚きました。
特に話し合いは、きちんと謝ることは謝り、自分の気持ちを丁寧に伝える。こんな親子は日本では珍しいな、良いなと思いました。
ヨーロッパは隣国との距離も近いし、戦争もたくさんあったから、よく話し合って考えを伝える、敵を作らない文化があるのかもしれません。
性行為する時も、
「キスして良い?」「〇〇に触って良い?」と一つ一つ確認しながら進める様子が相手を尊重していて優しさが伝わりました。確認しても全然雰囲気壊さないですね。
純朴な男子高校生と、セックス相談専門ドクターの母親の二人家族から話はスタートします。
高校の校長が厳しい人に変わって、私服から男女別の制服に変わり、ノンバイナリーの子たちが苦しむシーンが、観ていて辛かったです。
「私たちはどっちの更衣室を使えば良いの?ノンバイナリー用の更衣室を用意してくれない?」と校長にお願いしますが、体が女性だから女性用を使えと言われてしまいます。それで、すごく苦しむんですね。
バスで痴漢に遭い、男性恐怖症になったエミリーを女子たちで支えて、廃車場でみんなで車叩き壊してスッキリするシーンも良かったです。
留学先のアメリカの大学の小説の先生がメイヴの才能に嫉妬して、彼女のキャリアを潰そうとした時、メイヴが
「あなたに邪魔はさせない」と宣言したのがかっこよかったです。母親がヤク中で服役し、トレーラーハウス暮らしで苦労してきたメイヴは、そんな意地悪には屈しないですね。