戦闘で破壊された後の街並みが醸し出す郷愁感

 第二次世界大戦を題材にした戦争ゲームの中にはヨーロッパの都市を舞台にしたゲームが存在する。そこには中世より続く美しい街並みがあるが、繰り返される戦闘により建物が戦車等で破壊される。それと共に美しく平和だった頃の街並みが荒廃していく。そのこと自体は悲しいことではあるが、そこにはなぜか郷愁の様なものが存在する様に感じる。
 赤オレンジ色の夕陽に照らされてた街並みには平和時と同じ様に薄い霧が発生したり、きっと戦争がなかったらここには人が大勢いて市場で買い物をする人達や酒場でお酒を飲む人達の明るい笑顔が絶えなかったんだろうなぁ。いつまでも残したいなぁこの記憶と郷愁感。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?