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2024年勝手にアカデミー大賞【前編】

年の瀬も迫ってきたということで、今年公開、配信、出版、投稿された作品の中からこれはマジで良かったというものを他より先んじて発表していくコーナーです。

アカデミー賞とは書いてますが、マンガ大賞とかレコ大とか文芸大賞とかその辺諸々まとめてやっちゃえといった感じです。

前に週刊マンガ批評】の記事の中で私が絶賛した『カグラバチ』が、海外評価を携えてようやく国内でも評価され始めたようで、私の先見の明が如何に常人離れしているか勘づいた方も多いかと思われますが、

青田買いしたいけど何をどう買ったらいいかわからないというコンテンツ情弱投資家たちに、嗅覚の鋭い私が道標を示してやろうという悦に浸る為の企画でもあります。

というわけで、主に、映画部門・漫画部門・特撮部門・音楽部門・小説部門・アニメ部門・ゲーム部門の7つに分けて大賞を発表していきたいと思います。

それではウィル・スミスのビンタの合図と共に行ってみよー!

映画部門【第1位】
「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」

海外では知らない人を探す方が難しいくらいのホラゲメジャータイトルですが、マリオに引き続きゲーム原作映画の将来に今後も期待できそうな一本。
取り分け良かったのが、マリオみたいに映画用のエンディング曲をタイアップするのではなく、The Living Tombstoneの同人楽曲をエンドロールに使っていた点に夢を感じた。

漫画部門【第1位】
「MAD」

無味無臭漫画販売所の『少年ジャンプ+』で連載されている漫画の中で唯一一見の価値がある作品。
SF映画のような世界観と独特の間、作品の中に漂う未知、全てが異才。
メタルギアシリーズをプレイしている時のような緊張感を漫画から摂取できるアミューズメントアート。早く続きを読みたい。

特撮部門【第1位】
「爆上戦隊ブンブンジャー」


もはや文句のつけようなし。
これを見るために日曜日の早起きが習慣になっていると言っても過言ではない。
車がモデルなだけあってものすごくどストレートな戦隊ヒーロー、なのにもかかわらず古臭さやマンネリを感じないのが凄い。
5人揃ったときの安心感と華が桁違いだし、これぞ戦隊ヒーローって感じで石ノ森章太郎も八手三郎もあの世で嫉妬してるに違いない。

音楽部門【第1位】
「Short n' Sweet/サブリナ・カーペンター」

最早時代のアイコンすぎてここに書くのも遠慮したいくらいなのだが、出す曲出す曲がチャート首位獲得で実質これがベストアルバムだろと言ってもいいくらいの名盤。
テイラーも含め、プロデューサーのジャック・アントノフの手腕が光った一年でもあり、ならいっそのことブリーチャーズの新作にと迷いはしたのだが、さすがにサブリナの快進撃を無視するわけにはいかない。


ーーーー後半へ続くーーーー

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