第5回名古屋きたビブリオバトル：テーマ「お正月」
2025年1月18日(土)14時より、第5回名古屋きたビブリオバトルを開催することができました。テーマは「お正月」。たくさんの、魅力的な本が集まりました！そして楽しい発表の数々。
【第1バトル】
・「英単語ターゲット1900 6訂版」旺文社
→お正月にこの本のアプリ「タゲ友」で遊びまくっていた。例文が面白い。新明解国語辞典のように味わい深い。
☆「モモ」ミヒャエル・エンデ
→お正月に流行り病で臥せってしまった、その5日間で。子どものころは挫折してしまったけれど、今だからこそ、大人におすすめしたい。
・「天の光はすべて星」フレドリック・ブラウン
→1997年、人類は星々に対する情熱を失い、宇宙開発計画は長い中断の時期に入る。そんな中、星にとり憑かれた57歳の宇宙飛行士マックス・アンドルーズの人生は、木星探査を巡って再び動き始める…物語の中で2000年のお正月を迎える。（ちなみにこの本を読むと、発表者さんの頭の中がわかるらしい！）
・「逆転のメソッド」原晋
→お正月といえば箱根駅伝。箱根駅伝といえば青山学院、そして原監督。
このバトルのチャンプ本は「モモ」。なんと、初発表でのチャンプ本獲得。IKMさん、素敵な発表ありがとうございます。私も挫折組なので、改めてチャレンジしたいと思います。
【第2バトル】
・「ツバキ文具店」小川糸
☆大好きな小川糸さんの作品で、このお正月に読了。鎌倉で文具店を営みながら代筆屋を営むポッポちゃんのお話。個性的なキャラクター、本人から直接は届けられない想いを様々な文具を使った手書きの文字で届ける心あたたまるストーリー。
☆「小学生が描いた昭和の日本 児童画五〇〇点 自転車こいで全国から」鈴木浩
→普段の読書は移動中なので新書や文庫が多い。お正月は「物理的に重い」本を読むと決めている。昭和40年代の児童画を500枚集めた力作。なんと知り合いの絵が掲載されていたらしい！
☆「境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖」天祢涼
→お正月に縁の深い神社にまつわる作品。横浜にある縁結びのパワースポットとして人気の源神社で働くことになった巫女さんを主人公にした、ミステリー、ラブコメ、そしてお仕事本。シリーズ化されているので、これから初詣編も出るかも？！
☆「ノックがあった」岡本啓
→このお正月前後はいろいろなことがあった。どうやってもうまくことばにできないことにさまざまな想いを巡らせていたとき、たまたま手に取った詩集。著者のことは何も知らないし、今も調べたりしていない。
第2バトルはなんと、すべて同票で4冊のチャンプ本が誕生！2025年もたくさんの素敵な本に出会えそうな予感でいっぱいになりました。
【第6回名古屋きたビブリオバトルは2月15日(土)14時〜開催予定】
さて次回、第6回名古屋きたビブリオバトルは2月15日(土)も14時から開催。開催場所が正式決定しましたら、改めて告知させていただきますね。テーマは「つれづれ」。諸説あるのですが、2月15日は吉田兼好の忌日と言われており「兼好忌」なのだとか。皆様の素敵な「つれづれ」をお待ちしております！
【2月1日(土)午前中、名古屋きたビブリオバトルの代表が全国大会に出場！】
大切な告知をもう一つ！「第10回ビブリオバトル全国大会inいこま」の予選会に、名古屋きたビブリオバトルからも代表が出場します。全国大学ビブリオバトル予選会にも出場してくれた、名城大学YDさんの勇姿をぜひ、オンラインでご観戦ください。YDさんはもちろん、全国から集まった猛者が素敵な本を紹介してくれます！投票には事前登録が必要なため、下記リンクから登録サイトを読み込んでください。「2月1日土曜日、午前10時〜」をお選びいただき、観戦いただければ幸いです。みんなで盛り上げていきましょう！