春だ、ピクニックへ行こう。
春の季節、久しぶりにピクニックに出かけた。
新年度をはっ倒すには、楽しい予定を入れるに限る。
よく一緒に遊ぶ友人親子とのお出かけ、お弁当を持っていざ岐阜の飛騨高山へ行くことに。とある春のピクニック記録です🌸🏔
謙虚なリクエストを消化
友人とその娘ちゃん(名前にさん付けで呼んでるのでここではAさんと呼ぶ)とのピクニック、お弁当のリクエストは「卵焼き」だったのでいそいそと卵を巻く。これだけはなんとしても失敗できねえ。
その他もろもろのおかずを決める際「え??五歳女子って何が好き??プリキュア??」と考えながら、とにかく一般的な子どもが好きなラインナップにしとくか…と、朝から奮闘した結果がこちら。
女子会のお品書きです
お稲荷さん、甘めの卵焼き、ミートボール、マカロニ入りにんじんラペ、さつまいもときゅうりのサラダ、れんこんチップ。デザートのフルーツはいちごとパイナップル🍓🍍
このランチボックス、使うのが久しぶりすぎて実家に取りに行ったわ。今のところこれ以上にお気に入りのランチボックスに出会ってない。これからもよろしく。大事に使おう。
本日の会場
岐阜県にある牧歌の里に、友人の運転にて無事到着!🚘
うららかな春ピクニックにふさわしい一面の……🌷
……ほぼ咲いてないね!!!!
さすが飛騨高山、THE・盆地の尾張名古屋とは話が違うぜ。車を降りた瞬間から肌寒いなと思ってはいたが、笑えるくらい全く花が咲いてねえ。GWが見頃らしい。
ということではい、花より団子のお時間ですよ。
女子会開始!🎉🌸
車の中でひたすらじゃんけんぽんあっち向いてホイをするなどして空腹だったので、到着してすぐ芝生にピクニックシートをしいて、お待ちかねお弁当タ〜イム!いただきます!
Aさん、めちゃくちゃれんこんチップを気にいるの巻。
1枚つまんで気に入ったのか、食べる食べる。めっちゃ食べる。卵焼きも思い出したように食べる。器用にはしを使って、色んなおかずをどんどん食べて行く。そんな彼女を眺めながら、初めて会った時のことを思い出す。あれは春の東山動物園だった。
なんか感慨深いものがあるな?確かこの頃は離乳食終わりかけで「全然好き嫌いないやん!えらすぎる!」と思ったのを覚えている。友人に取り分けられたおかずを口に運ばれ、どれもしっかりもぐもぐと食べていた。
そして今日、あの頃より大きくなった彼女は友人の隣に一人でちょこんと座り、己の意思でおかずを取り、咀嚼し、飲み込んでいる。そして「れんこんおいち〜!」「卵焼きおいしーい!」と、笑ってつぶやく。れんこんチップあと1枚だよ〜と言うと、はっとした顔をしてれんこんチップを器用にさらっていく。いちごをぱくぱく食べながらお母さんの分は?と聞くと「お母さんのはこの4つね」といちごをよける(ちょっと少ない気もするが)。
この数年、ピクニック以外でも水族館や博物館に行ったりはしていたけど、こういう食事の場面を共にすることはなかったから気が付かなかった。人間ってこんな風に、できることをひとつひとつ教えてもらい、助けてもらい、積み重ねてみんな存在しているのだな。なんと尊いことよ。
さあ遊ぶぜ!🥕
Aさん、お馬さんのえさが売っていたので、友人にねだって買ってもらっていた。これはにんじんスティックをお馬さんにあげるAさん。お馬さん鼻息にもぜんぜんビビってない。
うさぎを見つめるAさん、うさぎをかわいいと認識している様子だった。握手🤝
みんなでお散歩しようね
ちょっと前によく食べる人とのピクニックで買ったシャボン玉があったのでなんとなく持ってきていたのだが、Aさんがいたく気に入ってくれたようで、歩きながらシャボン玉を作る。
花の咲いてない牧歌の里、めちゃ空いてる。芝生使いたい放題。女子3人で順番にシャボン玉を作りきゃっきゃっする。この時はまだ気づいていなかった。
はじまるエンドレス・シャボン玉
坂道を降りながらシャボン玉をキャッチ。友人が頑張ってシャボン玉を我が子のため生成している。
もちろん帰りの坂道を登りながらも小走りでシャボン玉を作り続けなければならない。シャボン玉をひたすら追いかけるAさんとシャボン玉の生成に必死な私。
と思ったら突如始まる「頭にシャボン玉に当たったら死ぬ」というデスゲーム。はしゃぐ彼女のため、私と友人で交互にシャボン玉の棒を一生懸命に振る。一生分のシャボン玉を生成した気分である。
休憩ソフトクリーム🍦
せっかく牧場に来たのでソフトクリームを食べよう。ちなみにエンドレス・シャボン玉が終わったのは「そろそろソフトクリームが終わっちゃうよ」とちらつかせたおかげである。ありがとうソフトクリーム。感謝を込めていただきます。
こうしてるうちにあっという間に夕方の閉園時間を迎え、帰路に着いた。
春のピクニックを通して感じる友情
これは帰り道のサービスエリアにあった遊具から離れられなくなったAさんとそれを宥める友人です(15分ほど滞在した)。車に戻って寝るかと思いきやエンドレスじゃんけん開催。余白のない1日かと思ったけど、大人二人が話し込んでると他のことに集中したりして、なんていうか、しっかり人間になってきたなって感じる。
もともと子どもが好きとかは関係なく、友人の娘というより、ひとりのAさんとして一緒に遊んでる。誰かの子どもではなく、個人として向き合えるようになったのが楽しいなと思う。
子どものいる友人がここ数年で増えた。いじわるな昔の人たちは「子どもできると遊んでもらえなくなるよ〜」と脅してくるが、「え??めっちゃ遊んでくれるが??」ってなってる。自分でも面白いくらい焦りがない。結局この歳になると、どうでもいい人たちはもう残ってないから、結婚したとか子どもが産まれたとかくらいで人間関係は変わらないのだと改めて実感している。
今度会う時もれんこんチップと卵焼きが食べたいそうなので、また二人の女友達を思いながら、お弁当を作る日がやってくるのだろうと思う。では、春のピクニック記録、これにて!
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