夏のおいしく美しいものたちよ
夏、正直言って暑すぎたな。
いや、別に包み隠すこともない事実なんだが、兎にも角にも暑すぎて、ちょっとモーニングでも♪みたいな小さいアクションも困難を要する夏だった。何をするにも汗だくだった。
さて、秋分を跨いでやっとこさ最高気温が30度を切ってきたので、この夏に美味しかったものを振り返りたいと思います。
私の日々の食卓をつらつら綴った日記、全くもってレシピがないのにも関わらず、いつも読んでくださってる方々、ありがとうございます。本日こちらのnoteは、たまには覚書でレシピを書いておこう、という備忘録とします。レシピというほどでもないものばかりですが…。それではどうぞ☀️
手羽元となすのさっぱり煮
これな、シンプルでめっちゃ美味いねん(突然の関西弁)。名古屋弁で言い直すとでら美味いんだわ、です。
材料は手羽元、なす、ポン酢のみ。あれば小ネギか大葉があるとよいです。
うちは圧力鍋のお肉モードで作ってるけど、角煮と同じ要領なので鍋でもできます。
鍋にたっぷり水を入れて手羽元を加熱したら、煮汁をとっといて、材料が浸るくらいポン酢と煮汁をほぼ同量でまた鍋に戻し入れて再び煮る。
なすは切り目を細かく入れて大きめの乱切り、油を敷いたフライパンで軽く焼く。加熱が終わった鍋になすを加えて、余熱で煮汁を吸わせてくたくたにさせる。最後に小ネギをふってできあがり。手羽元の煮汁をなすがたっぷり吸って美味い。秋茄子でもぜひ。
ゴーヤチップス
ま〜〜めっちゃ食べた。農協で毎週のようにゴーヤ買っては揚げてました。ゴーヤチャンプルーの3倍は作ってる自信ある。
作り方はシンプルで、ゴーヤを薄切りにして、米粉を薄くまぶし、170℃〜180℃でさっと揚げる。
ほんのりゴーヤがきつね色になったらすぐ油からあげること。一枚食べてみて、カリッとしてたらOK。ふにゃっとしてたらもう少し。揚げたてに塩を振ったら完成。ちょっと強めに塩をすると、苦味と相まって美味しい。でもまあ、ほどほどに。
ポイントは米粉を使うことだと個人的に思っている。好みのカリッと具合に仕上がる。片栗粉だとゴーヤ同士がくっつきやすくなるので、できれば米粉をオススメする。
豚しゃぶとかいわれの白和え
これね、なんとなく作ったらすごく好みのおかずができちゃったのでメモっときます。もともと豚しゃぶ大好きで夏場はよく豚しゃぶサラダを食しているんだけど、これは味変です。
今まで白和えなんてほうれん草くらいしかバリエーションなかったんだけど、なんだお肉とも合うじゃないのってね。
材料は豚ロースの薄切り、かいわれ、絹ごし豆腐、砂糖しょうゆ、ごまだれ(練りごまでもよい)です。練りごまを使う場合は、砂糖醤油を増やしてください。
ボウルに絹ごし豆腐(私は豆皿豆腐を使ってる)を入れ崩しながら、砂糖としょうゆをほんのちょこっと加えて混ぜておく。
そこに豚しゃぶと軽く湯がいたかいわれを加えて混ぜる。仕上げにゴマだれを加えてできあがり。白和えってほんとは練りごま使うと思うんですけど、家にわざわざ常備してないのでごまドレッシングで代用。
オクラ様々
この夏、一番食べた野菜だと思う。
理由は主に農協にて、一袋90円〜150円くらいで売ってるからだ。なんでこんなに手軽に買えるのか謎である。あと関係ないけど「エメラルド」とか「グリーンソード」って、オクラの品種名カッコよすぎん?他にも調べたら「レディーフィンガー」「ダビデの星」などが出てきた。なんなんやオクラ。カッコいいぞオクラ。
実家では切らずに丸々茹でたオクラが出ていたので、実は星形だと知らずに食べていた。てかちょっと苦手だった。あ〜、丸々食べるやつだ…って思ってた。
おかか和えやごま和えの他にも、チョレギサラダドレッシングときざみのりで和えるのが好き。山芋なんかと合わせてネバネバ和えにしても美味しい。
肉巻きにしてやれば主役だってはれる。
他にももずくに入れたりサラダにしたりと、とにかくこの夏たくさん食べた野菜の一つである。夏は過ぎたが、まだ収穫されているようなのでしばらくありつく予定。ありがとう農協、ありがとう地元農家様👩🌾
とうもろこし🌽
みんな大好きとうもろこしご飯!塩だけでちゃーんと美味しい。ちゃんとおひげも入れて炊いた。
焼きもろこしもやったなあ。しょうゆを塗りながらコンロのグリルでじっくり焼いた。醤油の香ばしさととうもろこしの甘い香りが相まって幸せな時間だった。
道の駅で食べたとうもろこしジェラート🌽、驚きの美味しさだった。秋にはなくなっていたので、また来年。
しそジュース始めました🍹
わっさわっさの赤紫蘇、たっぷり使ってシロップにしました。レシピはなかしましほさんのもの。
炭酸で割るのが一番美味しい、というか好き。夏っぽくて。ちょっと酸味があって、ほてった体に染みるジュースだ。
綺麗な色に仕上がったなあ。来年も仕込みたい。
夏の果物たちよ
桃はもちろん、ぶどうやいちじくもたくさん食べた。日々の食卓には果物を欠かさないようにしている。果物がある、それだけで満足度が格段に上がる。
ガラスの器にカットした果物を盛るのが好きだ。皮を剥いて、大きな口で食べられるようにちょっと大きめに切るのだ。
ありがとう、夏の旬の食べものたち
不揃いなとうもろこしでも、旬の採れたての美しさは変わらない。瑞々しくて、美味しい野菜や果物たち。
一人暮らしを始めて、この夏でちょうど一年を迎えた。家族分作るご飯とは違って最初は慣れなかったけれど、だんだん一人の食卓というものの楽しさや、淋しさや、大切さが分かってきた気がする。そして、それを支えてくれたのは、紛れもなくこうした旬の食べ物たちだ。おかげでちゃんと季節を移ろいでいる、生きてるって感じられた。
季節は秋、また私を生かしてくれる食べ物たちがやってくる。さよなら夏の美味しいものたちよ、また来年も会いましょう。
美味しく楽しく、今日も食卓を作ろうと思う。では、ちょっと遅くなった夏の終わりの雑記、これにて!