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お包みの凱旋門から新しい発展へ 2023-2-3

21_21 DESIGN SIGHT
クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”

クリストのアンブレラ展を1991年に見ていますが、何を感じたのか覚えていません。
没後、いくつかの記事を読んでいるうちに青い傘の風景は上書きされているようです。

凱旋門は2017年に横断歩道から集合写真を撮りました。当時、クリストの布で覆うプロジェクトが進行しているとは知らずにいました。そんなことを思い出しながら、ランド・アートの系譜や同時代のアーティストとの交流、今でいうなら瀬戸内国際芸術祭が掲げる瀬地域の経済効果などから、クリストを知りたい気持ちが膨らんでいます。



企画展「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」
回顧展と思いきや、新しい創造が広がっていく展示でした。
2016年水戸芸術館の展示を見ていたら、来日中のクリストに会えていたかもしれません。

クリストへの興味から、繋がっていくか何か。
楽しみです。

お包みした「布」繊維も展示されていました


アンブレラ展はアメリカのカリフォルニア州の谷間地域でも同時開催。1991年10月。

https://www.2121designsight.jp/downloads/C_JC/C_JC_JuniorGuide.pdf


■関連作品
版画でたどる20世紀西洋美術(高松市美術館 2023-2-11→3-21 )

103.クリスト Christo
梱包されたライヒスターク Wrapped Reichstag
1972 布、パステル、木炭など・紙

104.クリスト Christo
梱包されたポン・ヌフ Wrapped Pont-Neuf
1985 コラージュ、ドローイング・紙

この2点は版画ではなく、スケッチのようなもの。




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