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期限内にすでにキャッシュの公募

トリエンナーレの瀬戸内国際芸術祭(以下、瀬戸芸)が2022年に開催されます。瀬戸内国際芸術際実行委員会が開催を決定した2020年のニュースは、会場となる離島を震えさせました。国民の行動制限の真っただ中、離島の感染発症をなんとか抑えようとそこに暮らす人々がデリケートになっていた時期です。会場となる島からは「我々を殺すのか」という発言も聞こえてきました。折しも救急搬送が問題になっていた時期です。病院のない離島で発症したら、救急車もありません。どうやって搬送するか、その手段と自主消防団のマンパワーにどう折り合いをつけるか協議中のなさかでした。

2021年8月、瀬戸内国際芸術祭2022 オフィシャルツアーの募集が告知されました。応募期間は「公告開始日から令和3年8日 31 日(火)まで(土・日曜日、祝日を除く。)」。

すでにページは「現在発注情報はありません」。↓2021.08.19のキャッシュ

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瀬戸芸は「海の復権」をテーマにしています。離島に暮らす人々が望んだことか、と問えば、明確な返答を持った住民自治の団体があるのでしょうか。「大歓迎」とは個人の意見で、民意とは言い切れないでしょう。島の暮らしや島の将来が突如、観光で消費されるようになる。これはジェントリフィケーションの一面ではないでしょうか。

オフィシャルツアーは、島の規模感と合わない団体の人数が島の路地を歩いたり観光バスが乗り入れたりします。
消費行動欲に振り回されてしまう、島の暮らしがあります。

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