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僕がロジカルシンキングが嫌いなわけ。

結論:前提条件を丁寧に扱う人があまりにもすくないから。(自分の観測範囲の中で)

ちょっと思うことがあったので書いてみようかなと思う。愚痴です。

これはコーチングとは違う、わりと精神性とか一旦脇において、数字やファクトを元に語る話、なみはら本来の本業のはなし。

本業は、メディアプランナー。この仕事はきっと10年後にはないだろうなぁって10年前に思ってたぐらい珍しいし、仕組みや内容を考えるとAIや機械に取って代わることが簡単にできそうな仕事。

だってメディアを与えられた条件の中で最適解を見つけるだけの仕事。
基本、ロジックさえ組んでしまえば済むように思われる。

けど、現実的にはなくなっていないし、実は今の時代メディアプランナーというのは、むしろ広告業界においてはストプラ(戦略プランナー)と並び立つぐらいなんじゃないだろうか、とすら思っている。

※同じメディアプランナーの方おられましたら、ぜひ交流したいです!希少種同士生き残り方を相談したいです、、、!(笑)

ほんね。

では、そんなロジカルが大事な仕事をしている僕がどうして、ロジカルシンキングは嫌いと言い切っているのか、というと。

ロジカルシンキングが正しいのは入力されたデータが正しく、間のロジックが正しい場合においてのみ、ワークするから(上手く動くって意味)

だからロジカルシンキング、と呼ばれる手法が個人的には嫌い。どれぐらい嫌いかというと「ロジカルにはこうですよね?」って言ってくる奴がいたら、無駄に言い負かしたくなるぐらいには性根が悪くなる。

みんな、入力するデータや、ロジックを展開する前提条件が正しいという検証もなしにロジックを積んでくるから嫌い。入り口が違う迷路から正しい出口にでるとしたら、それはロジックが優秀なんじゃない、たまさか正解に近しい答えにたどり着いただけなのだ。

世の中のほとんどには再現性はない。実のところ。
今日の天候と明日の天候は近いかもしれないけど、同じではないのだ。そのほかの条件もそう、どれぐらいデフォルメして、都合の良い形にできるかが寛容なのだ。そうでもしなければ何も手につかなくなる。

それを理解しないまま、「だから正しかろう」と言ってくるのは本当にしょうもないと思う。だからロジカルシンキング至上主義者にはこう伝えたい「それはまだ仮説だろ、実証はどうするのだ」と。

たのむぜ。
正しくあろうとすることは否定しないが、一回ぐらい考えたぐらいで正しいって思わない欲しい。いくつかの側面から検証してくれ。

ただの愚痴に付き合ってくれてありがとう。
個人的にはラテラル思考なんか好き。結果主義な感じがして。

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なみはら
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