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今日のセッションを振り返って

プロのコーチの要件の一つに、その人にもコーチがついていて、その人なりの成長をしている。コーチングを受けている状態にいる、ということがあるらしい。

プロのコーチである事を目指している自分にもコーチがいて、今日はその方とのセッションだった。

振り返ってみて思うことは、セットアップの大切さとラポールの形成はセッションの質そのものではないだろうか、と。

まずはセットアップ。これはセッションを行うにあたって、場をつくること。コートとクラインとが同じ場にいて、同じ絵を見るための場所はここですよ、そして今日はこれから一緒に何を目指しますか、とお互いの意思表示をするプロセス。

このセットアップが難しい。僕はもうちょっと、近況報告やしばらく会わなかった時間の間を感じていたので、その間の話を聞きたかった。タイムラインじょうのずれを少なくしたかったのだ。けど、コーチはわりかしすぐに本題に入ってきた。

もしかしたら、ぼんやりとしていた自分を見透かされたのかも知れないと思い、まぁ、主題であるテーマも優先度が高いだろうと思い、そのままセッションに入ってしまった。

今思えば、その時感じた違和感を口にすればよかった。自分のための時間であるはずなのに、どうにも居心地がよくないとどこかずっと引っかかってしまっていて、立場が対等であることが難しくなってしまったように感じていたと思う。

そのクライアントにとって、話題の切り出し方や展開のスピードはどのように見つけるのが最適なんだろと考えながらセッションをしていたので、どうにも集中できないように思われた。

けども扱いたかったテーマは自分にとって、大事にも思われたので、そちらを優先し内容に入って行った。

今思えば、その2になるが、僕がコーチをするときは、クライアントが準備ができているかどうかを聞いてみてみようと思う。準備ができていないことも決して悪くはないはずだ。何かを言いたい、目指したい、しかしそれに準備ができていないなら、もしかしたら今後の目標を目指すプロセスの全てにその課題や潜在している可能性があると思える。


そこから先のセッションは、ジェットコースターだった。聞かれがるがままに答え、答えを聞くその表情をみて、しんどかった。今思えばその3、もうとにかくしんどかった。

言っているのか、言わされているのか、混乱と戸惑いが入れ混じった感じのセッション。なのに口にしてるのは「僕は他の方に安心してもらいたい」ということ。

いや、俺が今一番安心したいから!!

そして時間となり、今できること、試してみようと思うこと、これから次のセッションまでにやってみようと思うこと、など何も決めずに終わってしまった。


言葉はたくさんでた。そして同じぐらい戸惑いも蓄積した。
きっと癒しがなかったからなのかも知れない。目指すことに激しく燃え盛るような時間だった。きっとそれによって爆発的にモチベーションが向上する人もいるだろう。


俺、、、じゃないよなぁ、、、。

コーチングって難しい。
しかしこの経験も、きっと糧になると思えるので、若干腹の周りがムズムズするけど、これもまた良いセッションだったのだと思う今日この頃。


ということで、今日はここまで。
人のふり見て、我がふりなおせ、というお話でした。

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