オートクラインの、“あの瞬間”が好き。
コーチングの中でも「あぁ」と思わず心の中で感嘆の声が洩れてしまう時がある。コーチをしている時、または自分がクライアントの時でもそう、オートクラインが起きた時。
オートクライアンというのは「自分が話した言葉で自分が何かに気づくこと」自分の中では「質問をし要とした生徒が、先生と声をかけた時に答えがわかってしまう」あの感覚、なんだと思います。
きっとより詳しい人が細かなプロセスを説明してくれると思うのですが、自分なりの解釈としては、オートクラインが起きるのは、脳の空白を埋めたがる働きによるものなのだと思います。
そして大まかには2つほどパターンがあると思っていて、1つは、そもそも“その“疑問や質問を口にしたことがないために、新しい疑問によって、脳が回答を見つけて出してしまうパターン。
もう一つは、実はずっと脳がバックグラウンド処理をしていたが如くずっと想いや悩んだでいた答えにようやっと辿り着いた時のパターン。
きっと程度の差はあれど、急にふわっと答えが思い浮かび、思わず「あっ」と口にしてしまいそうなあの感覚に繋がるのだと思います。
コーチングにおいてオートクラインは強力なモーメントだと思っています。それによって、思考が加速するケースが多いようにも思います、栓を抜いた湯船あら水が流れ出すように、もしかしたら塞き止めていたものが溢れ出すような感じです。
狙って出せるようになれば、きっと僕は自分のことを一人前のコーチと呼べるのかも知れないと思うのです。
ということで、今日はここまで。
おやすみなさい。
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