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30秒でわかる、コーチング:コーチングだけが支援策ではない、という事。

日々の生活の中でコーチングを学びたいけど時間がなかなか取れない、そんなあなたに届ける30秒でシリーズ。今日はコアコンの01-7、ついに4つあるコアコンの多きな項目のA:基盤と整える、編の最後の状況です。

7.Refers clients to other support professionals, as appropriate(必要に応じて、クライアントに他の支援的職業の専門家を紹介している)

プロコーチの能力水準 – ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部

Appropriateという、単語がでてきました。

Appropriate(アポロプリエイト)というのは「きちんとあった、適切な、しかるべき」というような意味合いの言葉になります。この条項を読んだときに、なみはらははっとしたんです。

クライアントにとって、自分ではない、つまりコーチングではないサポートが必要なのであれば、適切な専門家を紹介する事が求められている。つまりは、次のような前提がありそうだなと思ったのです。

  1. プロのコーチは、そのクライアントにとって何が適切かどうかを判断できるだけの知識がある(コーチャブルかどうかだけでなく)

  2. 紹介できる専門家へのアクセスがある。もしくはアクセスする方法を知っている。

それって、自分のところにきたクライアントがコーチングではなくて、たとえば精神疾患、適応障害、もしくは発達障害による生きづらさのようなものがある場合、それらすべての問題をコーチングによって”支援”するのではなく、必要におうじて、適切な組織、人に紹介をする事ができる能力が必要。ということなのかなと。

プロのコーチって、常に学び続けていなければいけない。
そしてそれは、コーチングという分野だけでなく、心を中心とした周辺の支援策についても理解がある事が求められているのだ、と感じたのである。

個人的には非常に面白いと思いましたが、みなさんはいかがですか?
それではまた、明日。



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なみはら
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