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30秒でわかる、コーチング:利するはクライアントのみ。

週末、いかがお過ごしでしたか?
関東はなんだか急に冷えてきました。みなさまのお近くはいかがでしょうか?まさに師走たらんとしているわけでありますが、体調が崩れやすい日々でもありますので、みなさま、どうかご自愛ください。

さて、本日はICFのコアコン読み合わせ、マインドセットの条文5つ目です。見ていきましょう。


Uses awareness of self and one’s intuition to benefit clients
(自身の気づきとその場での直観を使ってクライアントに利益をもたらしている)

プロコーチの能力水準 – ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部

相変わらず素晴らしい文章に思えます。
主語は「コーチは、」または「コーチのマインドセットは」ということを追加して呼んでみるとより解像度があがるかもしれませんね。

(コーチは)自身の気づき(Awareness)をクライアントの利益になるように使っている、という事が書かれています。これは以前に記事にした傾聴のレベルを、クライアント、つまりは相手にむけていないと難しい状態かなと思います。

例えば、クライアントが毎日何かをやりぬこうとしている話を聞いた時、仮にコーチはそこにクライアント自信が抱えている問題や、構造的な課題を見つけたとしても、そのことを証明するために質問をしてはいけないのだと思います。

あくまでも、問いかけやセッションの中で気づいた事は、クライアントが自身でゴールにたどり着ける事へのきっかけに過ぎず、それを「コーチが道井びいてあげた」と思えるような誘導的な質問や態度はきっとコーチのマインドセットとしては正しくないのかもしれません。

クライアントの利益になる、これって結構難しいなぁっておもいませんか?
利益という概念は、一般的には客観性がありそうですが、よく考えてみるとやはり双方の主観による価値基準が必要になってくると思います。

そうなると、何をもってクライアントの利益とするかは、相手の価値観に則って考えなくてはいけない、つまりセッションはクライアントの為だけに使われるという決意のようなものが必要なんじゃないかと思えるのです。

いやー、ちょっと深堀しぎましたか?
こういう読み方もあるよ!というご意見、お待ちしております!

また年末年始もコーチングの体験セッションしていますよ!ぜひぜひ!


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なみはら
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