サム、またね

8/9、サムの夢を見た気がしました。
泣きじゃくる私をお母さんはぎゅーっと抱きしめてくれました。

-------------------------「ある日、庭に迷い犬が。
サム、ではないかもしれない。けど、とっても似ていました。
同じ犬種で、色で。綺麗に洗おうと抱き抱えると、重さも同じくらいでした。


サムに餌をあげました。
でも少し舐めるくらいで、殆ど食べません。
頭を撫でてもこちらを見ていない様な。


ある日、駐車場でその犬の写真を撮っていました。
角度を変えて撮ると、ついさっきと柄が違っているような。


突然、サムの最後の顔を思い出しました。

体を拭いたことも、目が閉じきれなかったことも、お骨になったことも覚えています。

「やっぱり、サムじゃないんだ。」


するとどこからか車が一台。
「小さい犬、いませんか?」とお姉さんが降りてきました。犬は嬉しそうに、飼い主の元へ走って行きました。

その姿はサムとは似ても似つきませんでした。」
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(サムへ)
お庭でゆっくり遊んでいますか?
それともお別れに会いに来たんですか?
しくしく、めそめその私。あなたがどれ程大切な存在だったか、亡くなった今噛み締めています。
そして、触れなくてもまた会いたい。
いつでも、夢でも、遊びに来てね!

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