曖昧な『僕』という存在

こんにちは。
今は療養と試験勉強でめっちゃ忙しいですが、新曲や新しい歌みた作りもちまちましています。
今回は自分を見つめ直す機会として、僕のPrideやアイデンティティについて考えていきます。Pride Flagを始めたきっかけ話を再構成しながら、自分の考えを共有しようと思います。
(青い空限定企画・Pride Flagで、色んなPrideに焦点を当てて僕のオリキャラを紹介しています。ぜひ青い空のこの企画をのぞいてみてね。)


1. おかしいよ

時は遡ること小学校時代。
家庭科の授業で、好きな柄を選んでランチョンマットを作ることになりました。 みんなは可愛い柄のものを選んでいましたが、僕はたまたまヴィンテージ風のカッコいい柄に惹かれました。
その柄を選んだ所、クラスメイトから「お前そんなもの選んだのかwそれは男子の柄だぞー」と揶揄われました。

「ただ好きなものを選んだだけなのに。
女だから可愛い、男だからカッコいいものを選ぶべきなんておかしいよ」

僕は幼いながらに大きなショックを受けました。

2. いろいろ

みんなとは違う価値観なのかなといつも考えていたこともあり、様々なジェンダー・セクシャリティについて調べるようになりました。 僕が思った以上に多種多様な価値観があって、興味深いと感じました。
一方、どこか遠い世界の物語のような心地がして、自分とは関係性があまりないのではと思いました。当時、セクシャルマイノリティやLGBTが新しい考え方だと言われていたからかもしれません。
しかしながら、興味本位でセクシャリティ診断に答えた所、今まで生きづらいと感じていたことが腑に落ちました。
ぜまとなかいと別人格で、振る舞いや服の好み、自分のアイデンティティもガラリと変わると自覚しています。オンの日はかっこよく、オフの日は可愛く、あるいは身軽になりたいと思うことがよくあります。
また、好きと言う感覚は持ち合わせているものの、友情から踏み込んだ関係や致すようなことに対してあまり共感が持てないのです。学校で話題になる恋バナや、ラブコメ作品に共感できず、いつしか苦しさを覚えていました。マチアプとやらをやってみても、踏み込んだ関係が築けなくて、すぐにやめてしまいました。
しかし、診断を通じて自分の考えは何ら異常なことではないと分かり、安心しました。

3. 今思うこと

みんなとは違う価値観なのかなといつも考えていたこともあり、様々なジェンダー・セクシャリティについて調べるようになりました。 僕が思った以上に多種多様な価値観があって、興味深いと感じました。
目下、多様な価値観に対する理解が浸透してきていると感じています。しかし、男女二元論に基づく固定観念は依然として残存しているように思います。 だからこそ、イラストを通じて様々な価値観に触れる機会を作れたらと思い、Pride Flagの始動に至りました。
Pride Flagは青い空(Bluesky)で不定期に更新しているので、ぜひ見てみてください〜

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