未経験からエンジニア転職した方のお話を聞いて
ある日、twitterのタイムラインに流れてきたLT会に昨日参加してきました。
たまたま見て何も考えずに直感で「聞きたい!」と思ったのでポチっと参加ボタンを押したのだけど、まだ休みかどうか確定してなかったので、参加できるかわからず申し込んでました(笑
参加者の感想はtwitterの #xhacks勉強会 で見ることができます。
正しい目的と目標を持つこと
自分は「何のためにエンジニアになるのか」を改めて考えさせられる、良い機会になりました。どの業種でも、未経験から転職しようとするなら、それ相応の努力が必要。ましてやコロナ禍だし、採用する側のリスクを考えると「採用してメリットがある」と思えるひとじゃないと採用したくない気持ちもよくわかります。
目的と手段を、自分の中でしっかり理解して挑戦しようねって話。エンジニアになることが目的になってしまわないようにと。あくまで、エンジニアになることは、一つの手段でしかないですよと。
登壇者の方の話を聞くと、様々な業種から未経験でエンジニア転職されたんだなぁということがよくわかりました。しかも、ひとの何倍も努力して時には半泣きで、ひたすらコードを書いて勉強したから、未経験からでも転職ができて結果が出たんだと思います。
本気で努力するってこと
未経験からエンジニアを目指すなら、本気で努力した方がいいよってお話でした。
そりゃそうです。プログラミングを子供の時からやっている方と同じ土台に立って、お給料を頂くことを目指すわけですから、それ相応の覚悟が必要ですよね。体育でしかバスケをやってなかった人がNBA目指すくらい(極端やけど笑)の覚悟と追いつく努力をしないといけないです。
本気の努力ってなによ?
登壇者の方の鬼の努力の話は、自分の努力不足というか「自分ももっとできるやろ!」と思わせてくれるお話ばかりでした。
家事と育児の時間以外はコードを書きまくる。わからないことは調べ倒してQiitaなどにまとめて記事にする。毎日8時間はコードを書いていた。電車の移動中など少しの時間でも空きあらばコードを書いていたなど。
最近、自分の勉強時間を測ってみようと思ってストップウォッチで計りながら細かく測定しながら勉強をしてみる実験をしていたのですが、1日休みでも5時間にも行かないんですよ。細かく測ると。自分的には1日中やってる感じなんですけど、行かない。
LTのお話聞く以前から、1日8時間は勉強をしようと思っていたのですが、今のやり方と行動だと8時間行かない。つまり、登壇者の方は、今の私以上に、もっともと時間をエンジニアになるための勉強に捧げていたことになる。
「おい、自分。まだまだぬるい。そんなんじゃエンジニアには、なれないよ」
正直、息抜きとか言ってYoutube見てたりしました。ごめんなさい!追い込みすぎない程度に息抜きはしますが、「まだまだ努力は足りない」ということはタトゥーに掘るくらいの気持ちで、常に自分に伝え続けようと思いました。
アウトプットの本質を見失わないようにすること
登壇者の方は全員一致で「アウトプットが大切ですよ」とおっしゃってました。学んだことは記事にする。すでに同じ内容の記事があったとしても3倍わかりやすい記事をつくる。
アウトプットすることで、3つのメリットがあることがわかりました。
ひとつは、「言語化する力」が培われるということ。
コロナ禍だから、なおさらかもしれないけど、自分の思ってることとか学んだこと、それだけじゃなくって自分の強みやスキルを言語化できることって、より求められるようになったなと感じます。
相手に伝わる言語化ができると、自身の問題解決能力を向上させたり、誰かの問題解決に貢献できることに繋がるので、エンジニアに限らず大切なスキルだなということがわかりました。
自分語りではない言語化、だれかの問題解決に貢献できる言語化を心がけようと思いました。
ふたつめは、「成長の可視化」です。
これは登壇者やんばるさんの言葉を拝借したものですが、未経験からエンジニア転職しようと思うと、即戦力としてはもちろん使えない人材だから「実力はないけど頑張ってる奴」って思われないと採用されないのは当然のことだと思います。
これも、エンジニアに限ったことではないとは思うけど、頑張ってる人は応援したくなるのは人間みんな同じ。現役エンジニアさんや、プログラミング育ちの方から見た未経験者なんて、私たちから見たら「補助輪なしで自転車に乗る練習をしている子ども」くらいのレベルなんだと思います(笑
つまり、このひとは成長性があると見込んで頂かないと採用はない。
そのための、成長の可視化。そのためのアウトプット。そのための言語化する力。全部が繋がってくる。
日々の学びのツイートも伸びシロの可視化に良い影響を与えてくれることも理解できました。ツイートもQiitaもGitHubも、成長の痕跡残しであり、小さな信頼の積み重ねであることをちゃんと理解して、アウトプットをしていこうと思いました。
3つめは「自分の学んだことが誰かの役に立つ」ってことです。
これが一番大切なこと、世界をよりよくすること、そもそもエンジニアって、そういう目的のための職種である、と私は考えています。
はたから見ると小さな躓きだけど、自分に取っては時間を取られて調べ倒して考えて考えて理解してやっと前に進めたこと。その解決策を記事にしてネットに公開しておけば、同じように躓いたひとが、自分と同じ労力を使わずに効率よく前に進める。これって効率化でもあるし、誰かの役に立ったということでいいと思います。
だから、恥ずかしがらずに今の自分を発信しよう、アウトプットをしようと芯から思えました。
エンジニアになること、転職することが目的じゃないってこと
今回の登壇を聞いて、私は今まで自覚してなかった自分に出会えました。
ひとつは、私は誰かの役に立ちたいと強く思っているということ。
誰かの役に立つことに、やりがいと喜びを感じる、自分がいることに気づけました。それは問題解決だけじゃなくて、効率化であったり、「その気持ち、めっちゃわかるわ〜」みたいなんでもいいと思うんですね。
私は自分がヨチヨチすぎて、難しいコードもわからないしヘナチョコすぎて意見をいうと「コイツ、バカだ」と思われたらどうしようとか、そんなしょうもないことしか言えないのかとか思われたらどうしよう、とか不安になったり心配になったりして今まで意見や感想を言うのが、正直怖かったです。
でも、自分に教えてあげたい。世界はもっと平和だし、平和であるべき!と。
大したことないと思っている自分の感想を「コメントしてくれてありがとうございました!嬉しかったです!」ってお返事くれたこともあったし、自分が逃げないようにと思って朝活もくもくをサロン内でやり出したけど「貴重な機会を作ってくれてありがとうございます」って感謝されたこともある。
自分の行動で誰かに感謝されたり、役に立ったりすることがあるんだってことが行動してみて、わかった気がします。
また、もちろんアウトプットも大事だし、日々の積み上げツイートも大切だけど、誰かのツイートにコメントを残したり、イベントに参加して絡むことも、ひとつのアウトプットだと感じました。からのインプットからのアウトプットだったりするけど(笑
みんなで、それぞれの幸せを手にしようぜ‼︎
私は誰かの役に立ちたい。誰かを喜ばせたい。それが自分の幸せで、やりたいこと。やりがいに感じること。漠然とした表現になるけど、「何のためにエンジニアになるのか?」と聞かれたとき、シラフでも「あったかいロイヤルミルクティーみたいな世界にしたいから」って答えたいぜ(笑
みんなそれぞれ幸せで、笑顔で、助け合って、楽しい人生を送れたらステキやん?って思います。だから、誰かの役に立つための、効率をよくするための技術的なスキルが私は欲しいのよ!!
いろんな考えを聞くことで、自分の深堀に繋がったし、改めて現在の立ち位置を確かめて、先人のあとに続くぜ!と思いました。本当に貴重な機会をありがとうございました!!