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ドローン出張@福井 1日目

こんにちは、やんもです。
今日は福井に来ています。めちゃんこ寒いです。
路肩に茶色くなった雪が積み上げられていて「ああ雪国っぽいな〜」って感じでした!

ドローンパイロットの「補助者」という仕事

今回のお仕事は、小さなコンサート会場みたいな屋内で、ダンスをドローンで撮影する、その助手です。
ドローン界隈ではこれを「補助者」というのですが、結構重要なお仕事なわけです。

ドローンを操縦する人は、操縦してる時は撮影してる画面、手元のモニターを見ているので今機体がどこにあるかを確認すると、そのモニターから目を離すことになって動画自体が死んでしまう、使えなくなってしまいます。

だから補助者が、
「右に障害物がありますよ〜」
「そのままバックしても大丈夫ですよ〜」
「左の障害物まで、あと3m、2m、もうすぐ止めてくださいー」
って操縦する人が安心してモニターに集中できるように正確に伝えないといけない。

それに、それが正確に伝えられないと人にぶつかったり、モノにぶつかったりして事故になるから、撮影した動画自体も死ぬし、最悪、誰かを怪我させてしまうので割と重要な役割だったりする。

補助者やけんって横に立っていればいいわけではない。

だから補助者で、実際にドローンを操縦しなくても結構な緊張感があります。

また、今回の反省点は、大きなモニターを持ってきたのだけれども、
そのモニターとプロポ(ドローンを操縦するコントローラー)を繋ぐHDMI端子のサイズを間違えて持ってきてしまったこと。

準備自体は、師匠がしてくれて、
それを私はせっせと詰めたり並べたりしたのだけれども、
そのあとに準備したモノが本当に大丈夫かの確認を怠ってしまった。

もし、自分が操縦者だったら、
本当に大丈夫か、実際に接続したり、起動させてみたりしたと思う。
それを私は、
「師匠が飛ばすから」とか
「師匠に言われたモノを詰めたから」とか
心のどこかに甘えがあったんだと思う。

そうじゃなくても、どんなものを準備しているのか、
一度、自分で組み立てて見て、
「ほうほう、こういうモノがこういうときに必要だから、これを持っていくのか」みたいな、学ぶ姿勢が足りなかったと思う。

話は少し逸れるけど、今回の企画は芸能人の方が、
現役の方と一緒に本格的なダンスをする内容なのだけれども、
リハ前の通し稽古みたいな、
1回みんなで(全員で20人はいるんじゃないかな)踊るところを見せてもらったけど、
本当に感動した。
マジで涙が出そうで、下瞼で必死にすくい上げてほっぺに落ちないようにした笑

なにが感動したかって、多分、
どれだけ上手なダンスや、どれだけ真似できないような技を見せられても、
涙って出てこないと思うんです。
私は創作ダンスとか、コンサートとかライブもそうなんだけど、
みんなが一生懸命に、必死になって取り組んで、
「絶対いいものを作ろう!」って表現してくる姿に、なんか泣いてしまうのよね笑

その出演する芸能人の方も、
そんなに運動神経が良い印象はないんだけれど、
きっとめちゃくちゃ練習して、
めちゃくちゃ努力して、
現役の方たちに必死になってついて行って、
顔をぐちゃぐちゃにしてでも、どんなにカッコ悪くても、
本当にその人の一生懸命が伝わってきた。

いや、感動してないで「自分ならどう撮影するか」みたいなのを考えろやって感じですけどね笑

だからじゃないけど、
自分はもっと必死になるべきだし、一生懸命やるべきだし、
べき、というよりも、そういう生き方とか働き方をしたいなと感じた。

それに、仲間やクライアントさんと一緒に本当に良いモノや作品を作り上げていきたい、そういうお仕事やそういう働き方をする人間でありたいなと思った。

仕事を自分ごととして捉えること

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これまで仕事をしてきて、いろんな人の働き方を見てきたけど、
与えられた仕事をどれだけ「自分ごと」として考えられるかが責任感の強さになると思う。
与えられていない仕事も、
例えば職場の清掃とか整理整頓とか「自分の家なら」「自分の部屋なら」って考えて綺麗にしておくし、
誰かが困らないように片付けをしたり、ストックを補充したり、
そういう頼まれていないけど自分ごとと考えてたら自然とできることは、
仕事している間も忘れないように、
常に心がけたいと思う。

だから、今回の準備不足は私の甘えだったなと反省しました。

映像制作ってステキよねぇって話

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撮影の現場、そもそも番組の企画は、
本当に多くの人を巻き込んで、みんながひとつの想い、
「いいものを世の中に届けよう」って感じの
それぞれの本気が混じって化学反応を起こして、ひとつの動画になるみたい。

私たちみたいなドローン部隊もいれば、
カメラマン、音響さん、マネージャーさん、全体を統括する人、演者さん、
演者さんの送迎をするタクシーの運転手さん、
本当に多くの人が、この企画に携わっていて、
短い間だけど一緒に過ごして、それぞれのベストを尽くして、編集者さんに渡す。
編集者さんは、それを受け取って編集して、
さらに番組のお偉いさんとかなんかまぁいろいろあって、地上波に乗る。
そして、お茶の間に届く。

結局、どんなものも、自分の知らない誰かと誰かの想いの詰まったものなんだなと感じる。

結局、お仕事も、ひととひと。それがあって成り立つもの。
そう感じれるから、お仕事って楽しいなって思う。

ひとを大事にしたいし、ご縁に感謝したい。

カッコ悪くても、まだできないことが多くても一生懸命やって、
ひととひととの繋がりを大事にしたいな、
そういうことを大事にする生き方をしたいなと思った。

【余談】福井のカニ"越前がに"がヤバい話

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「ここから近くの蟹が食べれるところを調べて予約しろ」って師匠に言われて、テンパった私は、とりあえずGoogleマップ開いて「蟹」で検索。
最近のマップはお店の評価が表示されるので1番評価のいいところに電話して予約した。

着いてメニュー開いてびっくり。

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フルコースの金額で松山の家賃払えるぞ、おい。

一生分の蟹を食べてしまった、1月16日でした!師匠ごめんなさい!!

今回の福井の遠征は、愛媛から車移動でした。
松山を出発したのが9時5分、15時3分にホテルにチェックインしたので、ぶっ飛ばして6時間の所要時間でした。

途中、高速で怪しげな動きをする白いレクサスが後ろについたので、速度を落として様子を見ていると、私たちを追い抜いた黒い軽が捕まっていました。

車に乗る2人ともがマスクをしているのは不自然だよ、警察。
私は気づかず捕まるタイプなので、これも勉強になりました笑

福井の人は、ナチュラルにイントネーションが訛ってる。愛媛の私も、大概訛ってると思うけど、関西弁でも伊予弁でもない、マネが難しそうな喋り方をする。日本海側のしゃべり方なんかな?

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