桜とサニーデイ・サービスとあなた
サニーデイ・サービスの『桜super love』を聴きながら夜に目黒川沿いを一人歩いた。8分咲き。日曜なので人もまばら。
“きみがいないことは きみがいることだなぁ”
一音目のギターが優しく、心の奥底をくすぐる。蓋をしていた記憶が蘇ってくる。あぁ、久しぶりに再会した2年前にもこれくらい桜が咲いていたっけ。
真っ直ぐにあなただけを愛せなくてごめん、と、振られた側なのになぜかずっと自分を責めてしまう。真っ直ぐあなただけを見つめられていれば、今もちゃんと一緒にいられたのかな?
ときどき分からなくなったのは何故だったのだろう。結局あなただったのに、色々回り道しすぎたね。遅すぎだね。
こんなに必要に思っているのにいないのは心細いね。きみがいないって考えてしまうことはきみがずっと私の中にいる証拠だね
あの時は小さい公園の1本の桜の木だったけど、あなたと一緒に見た桜は特別。あまり興味がなさそうに桜を見ていたそんな横顔さえ忘れられない私は、これからどうしたら?
共通で好きなアーティストは何組かいたけど好きな曲はいつもちがった。でもサニーデイのDANCE TO YOUは最高!で意見が一致。あなたもまだ聴いてるかな
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