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相手が笑顔になると自分も嬉しい
そろそろ孫は生まれて14ヶ月になろうとしています。
もう14ヶ月。
まだたった14ヶ月。
どうとっても感慨深いものがあります。
先日遊びに行ったら、うちわであおいでくれました。
“あ~涼しい”と喜ぶと、嬉しそうに何度もあおいでくれ、次にうちわを渡されたので、お返しにあおいであげると大変に満足そう。
こちらも嬉しくなりました。
似たようなことは何度もあります。
いつ頃からか、こちらがありがとうと言うと嬉しそうな表情を見せるようになりました。
そしてふと気がつきました。
孫は相手が喜んで笑顔を見せることがうれしいのだ。
多分人間は本来、相手が喜ぶことをしてあげたい、嬉しいことが嬉しいのではないか。
反対に悲しんでいる時には、慰めたいものなのです。
そこにあるのは笑顔の交換。
互いの笑顔を求めることが嬉しいのでしょう。
親しい相手の顔から笑顔が消えると不安になり、何とか笑顔を取り戻してあげようとする。
それは小さな子供だけでなく、犬等にも時々見られることです。
それだけ笑顔は相手を安心させ、自分も笑顔になれる。
表情って周りに影響を与えるものだな。
幼い子供が電車の中で何かを一生懸命やっていると、何となく車内がほんわかしてきたりします。
逆に不機嫌な表情の人が同じ車両内に居るだけで、何だかギクシャクしたような雰囲気になってきます。
笑い転げる人のそばでは、何だか自分まで気持ちが明るくなるように感じてくるし。
表情ってとても大事なコミュニケーションツールなんですね。
本来人は相手の笑顔が必要なのです。
私がマスク姿に囲まれていると不安で堪らなくなってしまうのは、きっと間違った感覚ではない。
今の精神状態は決して自分が特別いけないわけではないのだ。
そう考えられたらフワッと楽になりました。
だから。
必要以上に顔を隠すことをしないで、その笑顔を広げましょう。
笑顔が溢れれば回りも嬉しくなって、更に笑顔が広がっていく。
きっと皆が笑顔になれば、明るく前向きな世界になれるんじゃないかな。
そんな気がします。
気付かせてくれた孫に感謝。