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a7_nanago
セミが告げてくれる夏
梅雨明けが早すぎたせいか、6月猛暑でもセミの声は聞こえなかった。
そりゃそうだ。
7年も前に、こんなに早い梅雨明けが分かっていたとは、いくら自然だって思えなかっただろう。
セミの脱皮は例年並みのはず。
だからか、何だか暑いけど静かだなと思っていた。
夏っぽくないなぁって。
我が家には大きなケヤキがあって、夏はもうやかましい程のセミの大合唱となるのだ。
夜なんかもセミ~って感じで(笑)
1週間位前からやっとセミが鳴き出した。
うん、これこそが夏だ。
まだ数は少なめだけど、やっぱりこの声がなきゃ夏は盛り上がらない。
余計に暑苦しく感じるなんて母なんかは言ってた。
でも私は、そんなに長くない夏の暑さを精一杯訴えてくれているようで好きだ。
今聞こえているのは、殆どがアブラゼミ。
たまにはミンミンゼミも聞こえてくる。
流石にこの辺りで、ヒグラシだとか他のセミの声は聞くことは出来ない。
もう少し里山に行くとヒグラシは聞けるかな。
同じセミの声でも、ヒグラシは物悲しく何だか夏が去っていくような、それこそ夕暮れ時の気配。
それに赤トンボなんか加わってしまったら全くもって、大好きな大好きな夏が去ってしまうと悲しくなってきてしまう。
明日は大暑。
まだまだこれからが本格的な夏。
セミと一緒に大いに夏を楽しまなくちゃ!
だって大好きな暑っい夏は1月半程度しかないんだもの。
やっぱり夏って冬よりずっと短いよ。
あぁ南の島が羨ましい!