心だけでも自由に旅に出たいと切望する美しい秋

湿度が下がり、空はますます高く、雲は芸術家の気まぐれのように美しく。

秋がやってきました。

芸術の秋とはよく言ったもので、秋の気配から景色もちろん全てが芸術めいています。

ちょっともの悲しくも美しく、素晴らしい季節。

そして。

秋らしくなればなる程、私の“南の島へ旅にいきたい”気持ちが膨れ上がっていくのです。

飛行機が好き。

あの飛行場の雰囲気が好き。

飛行場がもっと近かったら、飛行場で働きたい程に、あの何とも言えない雰囲気の中に居たい。

旅行者としては、単なる通過点に過ぎないけれど、ただ飛行場に来るだけでワクワクする気持ちが押さえきれなくなる。

そんな私だけど、まだまだ旅は遠い存在。

マスクしてないと、飛行機にも乗れないしホテルさえも使えない。

逆にマスクさえしてれば何でもよし。

それはないよな～

カッコだけマスクだってやってりゃ問題なし。

ふりだけなら潔く外してよって言いたくなるけど、それでも立派な免罪符。

よくわかんない。

とにかくまだ旅までは遠い。

南の島へ行きたい。

一人で静かに行くのに、まだダメなんだな。

ただ足の向くままに歩き回りたい。

見慣れぬ植物を見て驚き、建物に感心して海の青さに心苦しい程に惹かれて。

それだけでいい。

そんな旅に出たいだけなのに。

早く素敵な旅を当たり前に出来る日が戻るように。

ただ願うのみ。