啓蟄は春一番と共に
昼過ぎになって南風がどんどん強くなりました。
啓蟄らしく気温も上がったので、たっぷり散策しようかと思っていたのですが、あまりにも風が~
散策を諦めても、薬はもらいに薬局まで行かなくてはいけないので、予定より短い散策に行きながら薬局に行く事にしました。
まずは遊歩道。
ベビーカーを押したおばあちゃんとお母さんがお散歩。
少しするとベビーカーに乗った1歳半位の男の子が“イヤ~”とグズリ始めました。
どうしたのかなと見ると。
何と!マスクをさせられてるではないか!
そりゃ嫌だよね、近寄って外してあげたい。
が、おばあちゃんは“ガマンガマン”と言ってるし、私自身当然マスクなんかしていないからめちゃくちゃ怒られるに決まってる。
それって虐待だよ、もう2歳以下の子供にマスクをさせたら虐待ですって公表して!
この強風吹き付ける屋外で、花粉症の人以外にマスクに何の意味があるの?
遊歩道は公園に繋がり、そこから河原に出られる。
河原は物凄い砂ぼこり!
うわぁこのルート選んで失敗した。
この凄まじい砂ぼこりの中野球やってるチームが複数。
君達はマスク正解!
確実に砂で喉を痛めちゃうもんね。
仕方なく足元を見るようにして歩いていたら、何枚ものマスクが落ちている。
春一番吹き荒れる河原でマスクなんかして歩いてるからだ!
飛ばしちゃったらちゃんと拾ってよ。
不織布マスクは紙ではなくてプラスチックに近いものだから、自然に帰るまで100年を軽く越えてかかるのだ。
草にひっかかってフラフラ揺れてる。
宙を舞ってこっちに来たら、やっとここまで回復したのに元に戻っちゃいそう。
幸いにもそういう事態には至らずに薬局にたどり着いた。
あまりにも埃だらけになってしまったので、帰宅して思わず顔も洗っちゃいました。
色々不安要素はあったけど、やっぱり風に吹かれ太陽に照らされて小一時間過ごしたお陰で、ちょっとした頭痛は消えました。
やっぱり自然の力は何物にも替えがたいパワーがある。
こんな時代じゃなかったら、暫く離島で静養出来てあっさり回復出来たのに。
そんな無理を願っても仕方ない。
今は出来ることをして、パワーを借りながら自分の力で進むのだ。
頑張れ、でも頑張りすぎるな私!
いつかきっと、それもそう遠くないうちに。