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青空の雲に見入っていたら血塗れに!

晴天。

空には巨大な鳥が羽ばたいているような、とにかく翼を持った何物かが自由に飛んでいるような雲。

いやいや、雲じゃなくて本物か?

そう考えた方が楽しい。

様々な生き物が形を変えながら、青空を楽しんでいる。

考えを巡らせるとワクワクするじゃない。


本を読みながら、登場人物の姿形を考えたり、声やその時のその場の空気なんかを感じられたら、ただ物語を読むよりずっと夢が膨らむ。

その世界に入り込める。

空を眺めるのはそれとちょっと似てるかも。


同じ雲を見上げても、見え方は人によって違う。

同じ人でも気分によって違って見えて、身体までも大きくなった気分にもなるかもしれないし、恐ろしくなって縮こまるかもしれない。


病院へ行く道すがら、いつものように4駅歩き、まだ時間もあるから楽しく空を見ながらプラス2駅分散歩。

風もあるからちょっとすると形が変わる。

あぁ今度は龍が何かを飲み込もうとしてるじゃん!

と思ったとたんに左足の親指に激痛が。


ちょっと突き出ていた鉄の支柱にぶつけたみたい。

足元見ないで歩いてたから。。。

みるみる足先は血塗れ。

いやいや、この足で電車に乗ったらちょっと人目を引きすぎるでしょ。

乗ろうとしている駅の公衆トイレはとてもキレイな事は知っている。

取りあえず改札を通り、誰もいないトイレで血塗れの足の指から血を洗い流す。

特に大きな傷はなさそうだ。

何とか見られるようにしてホームへ降りた。


まだ少し出血してるけど、傷はどこかなぁ。

さっきまで空ばかり見ていたのに、今は足元ばかり見ている。

そんなに痛くはないし。


その後足元を気にして、間違っても踏まれないように気を遣って帰ってきた。


でも。

帰りの空もまたキレイで、やっぱり空には雲がある方が楽しいなとか、あの渦みたいなのは何だろうとか。

懲りずに空を楽しみながら帰宅した。


すぐに石鹸でよく洗う。

染みないし、やっぱり傷口はない。

しかし!

爪が怪しい色に~

よく見るとまわりも少し腫れてる?

こりゃ爪の下で出血してるな。

回りを叩いても痛くないから、雑菌は入っていないかも。

明日また叩いてみて痛かったら化膿しちゃうかなぁ。


空を見て、雲に想いを馳せながら歩くのは楽しいけれど、足元には気を付けましょう。

こんなバカな怪我するのはわたしくらいか(笑)



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