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まさかのアラカン,アイドル沼にはまる その1
その1 すべてはコロナから
全てはコロナで変わってしまった。それまでは自分で言うのもなんなんですが,バリバリ仕事をしていた。子どもたちも全て結婚して,別世帯を持ち,夫と二人暮らし。仕事に打ち込むしかないような毎日だった。定年を前に肩書ももらい幹部の方で色々責任ある仕事をしていた。
ところが2020年1月,コロナが流行り始めて、そして総理の学校を含め休業宣言で、お家時間が増えたのだ。いつもよる9時に帰っても,夫が「今日は早いなぁ」と言う生活だったのに,突然家にいなさいと言われても,何をしていいかわからなかった。
夫はこの時とばかりTVを占領し,スポーツ番組やらYouTubeばかり見ていた。
仕方ないので私はスマホがお友達になった。それが私の価値観を変えた。
職場の女性幹部職員の会でも、平気年齢55歳の女性たちの、何人かが、アイドルにハマって武道館ライブとか言ってると言う。私にはそこまでの感覚がわからなかった。それなのに、それなのに、
この私が、ななんと孫のような歳の若いアイドルから目が離せなくなってしまった。
それは,暇すぎてTikTokを覗くようになってから
「ねえねえ、あのさー」と言う甘い声が耳につき動画を止めると,まるで漫画に出てくるような美少年がカメラ目線で「何?」と答えてその声の主の問いかけに答えて,天然なボケで返すのでクスッとなってしまい、その動画を探すようになりついにお気に入り登録してします。そしてYouTubeにもたどり着き,その番組は「アホと弟」と言う兄弟がしていると言うことがわかった。
そしてモーリー、シュウトという兄弟だと言うのも。
そしてそしてそのモーリーくん,ただの天然でなくとても器用で、マジックからピアノ演奏、日本語を英語の様に話すなどなどいろんなことができ飽きさせないのである。
毎日毎日その動画を見るのが楽しみになってきた。そして、仕事の自粛も終了し少しずつ私の仕事も元に戻ってきたけれど、それでも彼らの動画を見ることはやめなかった。
すると彼らも少しずつ動いてきた。いつも呼びかけだけで顔出ししてなかったシュウトくんが,顔出し始め,2人でハモリはじめた。
またその歌が上手で。アラカンおばちゃんは痺れてしまいました。そして、動画を追っかけているうちその2人がBUDDiiS と言う音楽グループだと分かった。そしてそのBUDDiiSを追っていくうちメンバーみんなが一生懸命で可愛くっていわゆる箱推しになってしまった。11人もいるメンバーの名前覚えられたのは、SMAP以来だわと,自分で関心しながら、どんどん沼にハマって行った。