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ばあちゃん保育士奮闘記その6

6 職員との軋轢       
  
  とにかく最初は,びっくり‼️何がびっくりというとヒステリックな保育士が起こる声や注意する声があちこちで聞こえるのだ。
  職員室にいるとこれが不適切保育?と、
 ドギマギした。そしてクラスに入るようになってついこちらも,思ってることが口から出てしまい。
 最初は一歳児のクラス。
 ご飯の途中に眠くなった子を起こすことにびっくり,もちろんギャン泣き,お水で顔を洗い,少し歩かせて目を覚まさせてまたご飯を食べさせる。また,嫌いなものが食べれない子に最後まで食べさせる。もちろんギャン泣き。「もっと一歳児の給食ってほのぼのしてるものだと思ってた」「せっかくの楽しい時間を泣かせることないんじゃないの?」
 などつい口に出してしまったら先生たちもいい気はしなかったと思う。「そんなん言われたらすごい悪いことしてるような感じ,やめてください,そんなこと言わないでください」とベテランのパート保育士。
 そしてもちろん自分でさせることは大切だけど,1歳児や2歳児,トイレのズボンの上げおろしや着替えなど自分でできるけど時々甘えたい時もある,そんな時にしてあげると自分でさせてくださいと私に叱ってくる。
 甘えさせないでと。
 私もその都度言葉にしていたら険悪になるので,園長先生や理事長に話す中で、保育とは,人権とはなど学びながらその都度答えを探し出し,保育士一人一人に気づきを持ってもらいたいとなった。
 それから何度も職員会議で話し合うことになる。そのうち,睡眠リズムが乱れることがその指導の理由だという人には,何時に寝て何時に起きてなど保護者とも連携して、対応する事など,当たり前だけど、みんなで確認しながら話し合いを重ねた。なんとか理不尽な怒ることは少なくなったけど、怒っているほうはそんなに自覚がないこと,理由があって怒っている事などの気持ちも聞けて,それでもまず子どもの声を受け止めることを第一にを共通の思いにした。
 やはり話し合うことは大切。根底はみんないい保育がしたいという思いは一つということを確認すること大事!
 
 

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