オナ禁の所感 【16日目〜17日目】

16日目から17日目は少し体調を崩してしまい、やや満足感を感じられない2日間となってしまった。オナ禁をするとテストステロンという男性ホルモンが分泌されるのは広く知られている。そして、テストステロンは免疫機能を低下させる働きがある。つまり、風邪などに罹りやすい状態になるのだ。

これは、サウザー先生の白熱教室の中で言及された事で知った事実である。それを踏まえて考えると多少の体調不良は想定の範囲内という感じである。しかし、元から風邪に罹りにくい人は、オナ禁をしてもそこまで影響はないようである。

それもあって日中はそこまで活動的にはなれなかったが、性欲に負けそうになった場面もなかった。これは自分でも成長を感じた部分である。人間は体調が悪かったり、普段よりストレスがかかると、本能的な欲望に負けやすくなってしまうと思うからだ。

以前の僕だったら、体調不良に託けて、「一発抜けば元気になりそう!」とか言って自分を正当化してリセットしていた。

しかし、今回は「体調不良だからこそ、内なるエネルギーを貯めねばならん!」みたいな心持ちになったのである。

こうした心理的な変化は見逃してはいけないと思う。オナ禁は非常に個人差が大きいので、いくら他人の情報を見聞きしても、それが自分に当てはまるとは限らないからである。結局、自分で実践して、自分の変化をいかに把握できるか。そこで得た知見を次に活かしていけるかがオナ禁継続には非常に重要だと考えている。身体的な変化だけでなく、些細な心理的変化も貴重なサンプルとして、なるべく詳細に記録した方がいい。

オナ禁は自分とのガチンコの勝負である。そこに他人は関係ない。リセットすればそれは「自分が」リセットを選択したのだ。常に自分と向き合って、自分で自分を鼓舞したり、律しなければならない。そんな厳しい戦いの中において、希望を与えてくれるのも、また自分自身である。

自分で自分の些細な変化に気がつき、それがポジティブな変化であればちゃんと褒めてあげることが結構重要なのだ。14日目を過ぎた頃からそうしたことが自然とできていたことを認識し始めた。

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