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レニングラード~東京ユヴェントス・フィルハーモニー~一流のオーディエンスを目指して
1月のことですが、ご縁があり、誘われて東京ユヴェントス・フィルハーモニーの創立15周年記念シリーズ1を、聞きに行くことになりました。
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若い指揮者の坂入健司郎さんが指揮をするだけでなく音楽監督もしています。
アンジェイ・パニフニクの「平和への行進」
ゾンドイン・ハンガルの交響曲「海燕」
オクダイ・ズルファガロフのホリデー序曲(日本初演)
アレクサンドル・モソロフの交響的エピソード「鉄工場」
デミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲第七番「レニングラード」
という、聴いたことのない曲目の連続。作曲家もショスタコーヴィチ以外は不勉強な私には全く初めて。ポーランド、モンゴル、アゼルバイジャンなど馴染みのない国の作曲家だったりするんです。更に、日本初演の曲まである、というから怖いやら何やら。
と、心配する必要はなく、退屈したりうんざりするなんてことなく、興味深く、楽しく、おもしろく、ワクワクテンション上がるコンサートでした。
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ミューザ川崎シンフォニーホール
今のこの時代を反映して「平和への行進」から始まり、不思議なモンゴルの海燕。民族的な節回しと幸福感いっぱいのホリデー序曲が、当日の私の一番のお気に入りになりました。また、鉄工場はアヴンギャルドで圧倒されてるうちに終了という次第。
ショスタコーヴィチのレニングラードは大迫力、指揮者、オケの熱量がガンガン伝わるから長いとも思わず。ステージいっぱいに並ぶたくさんのオケメンバーひとりひとりの強い思いを感じました。とにかく、凄い。全く凄い。
これだけのステージを企画から何からやりとげるには並々ならぬ努力が必要だったと思います。応援したいと、改めて感じました。
楽しいひとときをありがとうございました。