「なりたい自分」が見つからない時
夢や目標がなくて苦しんでいる人が前よりも増えてきた印象。
「やりたいことが見つからない。」、
「自分らしさが何か、分からない・・。」など。
驚くことに、若い人よりも、時代を作ってきた人が多い。
「今まで仕事に一生懸命に生きてきて、趣味や好きなことも特にないから
定年後どう過ごせばいいかわからない。」、
「定年すると家族との時間が増えるが、今までちゃんとコミュニケーションをとってこなかったからどう接したらいいかわからない。」
など。
このような話を聞くと、仕事も人生の一部なんだ、と再認識する。
改めて、幸せな人生にすることが目的であって、お金や仕事はそれを
叶える手段であると感じる。
肝心の目標を見つけるためにどうするか、について。
答えは、目標を定めるよりまず目的を定めること。
目標は「〇〇をしたい。」で、目的は「なぜなら〇〇だから。」の理由。
そして、目的は人のためであるように、と強くオススメしている。
誰かのため、と考えるだけで人は自分を超えられるから。
例えば、人のために作るお弁当は、栄養や見栄えを考えたりする。
自分が自分のためにつくる弁当はどうだろう。
誰かに作った弁当の残りを自分の弁当に、ではなく、
自分のためだけに作るお弁当。と考えると、
その、ウインナーが、タコになるだろうか。
リンゴがウサギさんになるだろうか。
ほとんどの人が、ならないと思われる。
つまり、誰かのため、と考えるだけで人は自分を超えられる。
具体例で言えば、
月収をあと10万円増やしたい。(目標)
家族にもっといい暮らしをさせてあげたいから。(目的)
長生きしたい。(目標)
孫が生まれたとき、子ども夫婦をサポートしてあげたいから。(目的)
美魔女になりたい。(目標)
世の男性の目の保養になるから。(目的)
これでもいい。笑。
とにかく、目的を誰かのため、と設定することが重要なのである。
目標を定めるより先に、誰のために生きていたいか、力を注ぎたいか
を考えるのが実は一番の近道なのだ。