SSS
2012.01.02 00:00
校長室:対天使用作戦本部
松下
「S(酒の)S(肴は)S(するめ)はいかがか?」
大山
「S(酒の)S(肴は)S(さきいか)なんてのは?」
藤巻
「いいや、S(酒の)S(肴は)S(塩辛)だな」
椎名
「………」
TK
「S(She)S(says)S(silence)」
高松
「ここは渋く、S(酒の)S(肴は)S(酢もつ)はどうだろう?」
ガチャリ
音無
「ん?何やってんだ?」
日向
「おお音無!と、天使も一緒か。実は今「『SSS』ってなんの略だったっけ?」という議題で議論を交わしてたところさ」
音無
「あぁ、そういや『SSS』ってゆりが決めたんだっけ?ならあいつに聞けばいいじゃないか」
ゆり
「…忘れたのよ」
日向
「…だ、そうだ」
音無
「いやいやいや!おかしいだろ!なんで決めた本人が忘れるんだよ!」
ゆり
「しょうがないじゃない!忘れたもんは忘れたの!いいからあんた達も何かいいフレーズを考えなさい!」
音無
「って言われても、聞こえてきたフレーズがどうも未成年とは思えない内容なんだが?」
日向
「竹山のやつが「S(好きな)S(酒の)S(肴は何?)」とかぶっ飛んだ話題を振ってきやがったんだよ…」
竹山
「ぶっ飛んだとは失礼な。それと、僕のことは『クライs
音無
「しかしいきなり振られてもなぁ…かなで、お前何か浮かんだか?」
天使かなで
「S(好きな)S(サワーは)S(ソルティードッグ)」
音無
「天使ちゃんマジ天使」
野田
「ちょっと待てぇ!S(サワーの本命は)S(ソルティードッグじゃなくて)S(シークヮーサー)だろうが!」
音無
「んだと?かなでがS(ソルティードッグっつったら)S(ソルティードッグなんだよ!)S(騒ぐな)」
ゆり
「S(そもそも)S(ソルティードッグは)S(サワーとはちょっと違うから。)とかそんな簡単なツッコミ一つ入れられないなんてあんた達ほんとにアホよね…」
音無
「そういうお前の『SSS』はなんなんだ?」
ゆり
「S(死ぬほど)S(切ない恋を)S(したい)」
野田
「ゆりっぺマジゆりっぺ」
音無
「わけわかんねぇよ!なんだよ「ゆりっぺマジゆりっぺ」って!『ゆりっぺ』っていう形容詞があるのかよ!」
野田
「あぁ!?貴様の「天使ちゃんマジ天使」も充分わけわかんねぇよ!!」
ゆり
「だからあんた達S(死ぬほどって)S(すでに)S(死んでますから)とか軽いツッコミくらいしなさいよ!こっちがアホみたいじゃない…」
野田
「貴様ぁ、ゆりっぺに恥をかかせやがって!S(坂から)S(滑って)S(死ね!)」
音無
「てめーがアホだからじゃねぇか!S(スズメバチに)S(刺されて)S(死ね!)」
藤巻
「新入りぃ!さっきから聞いてりゃなんだその舐めた口は…てめーはS(心臓)S(疾患で)S(死んでろ。)」
天使かなで
「ガードスキル、ハンドソニック」ズグシュッ
藤巻
「ぐはぁ!なんで…?」ガクッ
椎名
「これはまさにS(新春)S(シャンソン)S(ショー)」
一同
「おお…!S(さすが)S(椎名)S(さん)」
音無
「ただの早口言葉だろ。ところで結局『SSS』ってなんだよ…」
ゆり
「もうS(失笑)S(炸裂)S(戦線)でいいわ」
野田
「ゆりっぺマジゆりっぺ」
音無
「…あぁ、なんか今『S(失笑)S(炸裂)S(戦線)』で納得してしまった………」
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