【焙煎機レビュー】Itop Skywalker part2 オートモード
こんにちは、714coffeeのスズキです。
前回に続き、今回はオートモードを使用してみてのレビューとなります。
事前準備
推奨焙煎量が350~400gなので、今回は350gでやってみます。
豆はブラジルNo2です。
テスト焙煎なのでちょっと雑にハンドピックしていきます。
プロファイルコードの確認
まずはオートモードで使用するプロファイルコードを確認します。
リモコンの裏にコードが書いてあり、今回はブラジルNo2でプロセスはナチュラル、中煎りくらいがいいので「012」になります。
電源を入れる
リモコンの「ON/OFF」を長押しして電源を入れます。
予熱
電源が入ったら、「P」ボタンを何度か押してプロファイルコードを切り替えます。
今回の場合は「012」に。
プロファイルコードを切り替えて、「PREHEAT」を2回押すと予熱が始まります。
200度に到達したら予熱完了で、大体5~6分で完了するため結構早めな印象です。
生豆の投入
予熱が終わるとピピっと音が鳴るので豆を投入します。
豆投入口のツマミを引っ張り、中に豆を入れるだけです。
焙煎開始
豆の投入が完了したら、コントローラーの「ROAST」を押すことで焙煎がスタートします。
生豆投入からの温度、RORなどをメモしておいたものが以下です。
オートモードなので、power(火力)やfun(排気)が良さげなタイミングで切り替わっています。
artizan coffeeの商品説明には以下のように記載がありましたが、オートモードではRORはそこまで高くない(むしろ低すぎる?)印象。
私の耳が悪いのかなんなのか、1ハゼのクラック音は聞こえませんでした。
焙煎開始から10分後にpowerが50になっているため、10分後に1ハゼが来るというのが前提のモードのようです。
なのでオートモードとはいえ、生豆投入から10分後には200度に到達させないと狙った焙煎にならなさそうです。
なのでRORがいい感じになるように火力を手動で調整する必要がありそうです。
この調整は室温や色々なものの影響を受けるので、各々で考える必要がありそうです。
今回選んだプリセットは20分経つと焙煎が終了するようです。
もしも途中で焙煎を止める場合は、コントローラーの「R」を長押しする事でヒーターを停止できます。
また、途中でマニュアルモードに切り替える場合は、コントローラーの「P」を長押しすることでマニュアルモードへの切り替えが出来ます。
焙煎終了時もピピッと控えめに音がなるので、聞き逃さないように近くにいる必要があります。
(そのまま放置すると焙煎がどんどん進んじゃいます)
焙煎終了後はトレイを開けて排出口を開きます。
ドラムがカラコロ音がしなくなるまで開けておく必要があります。
ちなみにこのトレイは冷却トレイにもなっており、この状態でおよそ3分ほど放置することで豆の冷却が出来ます。
コーヒークーラーも買うと割と高いので、標準で搭載されているのは初めて買う人にとっては嬉しい気がしますね。
とはいえ、おまけ程度の冷却性能なのでコーヒークーラーを持っている人はトレイを外して別の冷却器に入れた方が良さそうです。
焙煎終了後、しばらくはマシン冷却が行われます。
冷却後は自動でドラムやモーターが停止、さらにしばらく経つと電源がOFFになります。
焼き上がり
iPhoneでの撮影なので、実際に見るのと色味はだいぶ変わると思いますが、ムラはあまりない印象。
オートモードの「Medium」なので細かい焙煎度はわかりませんが、みた感じシティローストになっていそうです。
掃除
通常の掃除は本体横のチャフトレーにチャフが溜まるので、これを捨てるだけです。
この機構はめちゃくちゃいいです。
排気ファン周りにがっつり汚れが溜まるので、数ヶ月もしくは数バッチに一回はもうちょっとちゃんとした掃除が必要だと思われます。
まとめ
今回はオートモードを試してみてのレビューになります。
ざっくりと「浅煎り・中煎り・深煎り」で焙煎する分にはオートモードはかなり楽ちんな気がします。
ただ、狙った焙煎をしようとするとオートモードだけでは結構厳しい印象。
Sandbox Smart R2もプリセットだとRORがかなり低かったので、やっぱり普通に使うならアシスタントかマニュアルモードがメインになるのでは?と思います。
次回part3ではアシスタントモードを見ていきます。