No data No life〜データの破壊は人間関係をも壊す時代に生きて〜
昨日、夫の大事なデータが詰まった外付けHDDのデータをふっ飛ばした。
夫婦関係にヒビが入りかけた。
データが吹っ飛んだ話の概要は以下の通り。
①息子の写真やデータがPCに溜まってきたので、ブルーレイディスクに保存しようとした
②我が家のPCはブルーレイに対応していなかったが、DIGAがあったので、PCからハードディスク(HDD)を経由してDIGAに保存しようとした。
③ちょうど夫のHDDがあったので、PCからそちらにデータを移し、いざDIGAへ。
④「機器(HDD)を登録すると内容が消去されますがよろしいですか?」というメッセージをDIGAは出してくれるも、ちゃんと理解せぬまま登録。
⑤もれなくHDDは初期化され、データは何もなくなる。
⑥PCでは見れるんじゃないかと思い、接続するも、中身は空っぽ。
⑦仕事から帰宅した夫に話して、ことの重大さにようやく気づく私。
⑧夫、怒りを通り越して放心状態。
⑨仕事でお世話になっているプロのプログラマーさんに助けを求めると、データ復旧の業者があるから、下手に何もせずにすぐ送るようにと教えてもらう。
⑩24時間365日対応の業者さんに依頼。すごく親身に(ショックですよねー、とかめっちゃ共感してくれる)電話で無料診断をしてもらい、何も解決していないが、多少ホッとする。
無料診断の結果まち。←いまここ
一昔前だったら、「パソコンがフリーズして、一生懸命作っていたエクセルデータがとんじゃったよーー」みたいな会話もよく聞かれた。
今は、自動保存が当たり前だし、ほぼクラウドサービスを使っているから、あまりデータが飛ぶという状況に直面しない。
言い換えると、データが飛ぶということに対して、耐性が低くなる。もっと言うと、致命的であるということである。
怒りのやり場がなかった夫が、せめてもDIGAのサポートセンターに電話して、これを伝えてほしいと言った。文句ではなく、操作画面において、「新たな機器を登録するとデータがフォーマットされると言うことをもっともっと強調してほしい」という改善要望。
きっと、私みたいに、よく見ないままOKを押してしまう人は世の中ごまんといると思う。
OKを押す前に、今一度立ち止まってほしい。よく、一度信頼を失うと、取り戻すのが難しいと言う。データは、本当に消去したら、戻ってこない。バックアップをしっかりとろう。そして、万が一データがとんでも、確認のために抜き差し(通電)しないのが鉄則らしい。すぐに、業者に電話しましょう。
世の中に、データの破壊で人間関係にヒビが入る人が居なくなることと、データが復旧することを祈って。