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【すまスパ】ピリカ文庫『鬼』朗読回
皆様どうもこんばんは、納豆ご飯です🍚
2025年も明けて二週間が経ちました。インフルエンザがとんでもない流行り方をしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ節分です。スーパーの店頭にはデフォルトされた可愛らしい鬼のお面やお豆が並びますが、三歳の娘はその鬼のお面にとても怖がっております。
鬼って、大人になっても怖いですよね。
さて。今回は、ピリカグランプリ明け一発目のピリカ文庫より、『鬼』の朗読をさせていただきました。
ピリカさん、こーたさん、納豆ご飯でお届けしております。
渡邉有さん『傀儡』
こちらの作品は、納豆ご飯が朗読させていただきました。
-人口5000人にも満たない過疎化に住む、病気がちな母と住む主人公。母の代わりに外へ連れ出してくれるおじさんは、実は母親の彼氏だった。-
終始漂う仄暗さ、妖しさ、そして艶やかさ。読者を掴んで離さない魅力に溢れる作品です。
この作品の雰囲気に引っ張られ朗読させていただきましたが、明確に言及されずもそこには鬼が「確かに」潜んでいました。
二郎丸 大さん『こうして僕は鬼になった』
こちらの作品は、こーたさんが朗読されました。
-家族とキャンプ中、森に迷い込み鬼に出会ってしまう少年。最初は食べられそうになるが、「豆」を作る約束で鬼と一緒に住むようになり…-
鬼と少年のほっこりふれあい話と思いきや、この作品も鬼がちゃんと潜んでいます。鬼は果たして誰なのか、そんなことを考えながら読んでいただきたいです。
『鬼』という恐ろしい言葉にぴったりの、鬼気迫るふた作品でした。ピリカさんもラジオでおっしゃっていた通り、誰しもが心のうちに鬼を飼っていると思います。
その鬼とどう付き合っていくか、向き合うか。
この二つの作品はそんなことを考えさせてくれました。
渡邉有さん、二郎丸大さん、とても素敵な作品を書いていただきありがとうございました!
また、ぜひよろしくお願いいたします。
毎週土曜はすまスパの日!またお耳にかかります。
納豆ご飯でした!