わーーーー！おめでとう！！！！と、隣で騒いでます。おめでとう🍕🍕🍕 https://note.com/saori0717/n/na6a1b37ae774

【すまスパ】レモン論争にさよならを

すまスパ界隈を騒然とさせた「レモン論争」。 そのレモン論争が終わりを迎えます。 はい、どうもこんにちはこんばんは納豆ご飯です。 先週発表があった秋ピリカグランプリ🍂。 読者賞発表が目前、まだまだ盛り上がっていますね。 受賞者の皆様おめでとうございます。 そして審査員の方々審査お疲れ様でした。 受賞していないので喜ぶも何もできませんが、 私の作品を読んでくださった皆様、コメントくださった皆様、そしてサポートをくださった方々、とても幸せです。ありがとうございました。 ただ

【創作】蟻達の葬列

ある日タクミくんが、僕達が住んでいる家に水を入れました。 とくとくとく、 とくとくとく。 そんなものじゃ僕の家は壊れません。雨が降っても壊れないのですから。 でも、家にあと少しで入るはずだったお兄ちゃんたちは、タクミくんのジョウロのせいでどこかへ流れていきました。 僕はお兄ちゃんたちと、もう会えないかもしれません。 その日の夜は、細長い月が出ていました。 月は細長くも、散りばめられた星の中に堂々と、夜を照らしていました。 僕はお兄ちゃんたちが、この綺麗な月を見ていた

【創作】月色ドレス

ここはずっと夜だった。 太陽を最後に見た日からいくつ季節を過ごしただろうか。 神社に落ちる葉っぱは全て数えたし、地蜘蛛の巣も全部引き抜いた。 それでも朝は来なかった。 田んぼの中を走る電車は僕を置いていくように流れていく。 水田の向こうは八幡平が聳え立つはずだが、気配しか分からない。 「月色のドレスを着た女の子が来たら、」 満月の夜になると、月が僕に話しかける。 「神社の軒下の蟻地獄を数えてね」 大きい口を動かして。 「三十匹集めたらここから出られるよ」 月は妖し

【創作】蟻地獄の夢

習字教室から帰ってくると、畑の横庭に蟻の行列を見つけた。 「タクミー帰ったのー」 母さんが家の中から叫ぶ。 日はとっぷり暮れ行列があることは分かるが、それぞれの姿はぼんやりと黒い鎖が道を流れていくように見えた。 蟻の行先を確かめ、吸い込まれていく場所を探し当てた。 おばあちゃんが花に水やりをしている緑のジョウロに水が残っていたので、蟻の巣らしき場所に流し入れた。 とくとくとく、 とくとくとく。 水を流し入れたところで興味が失せ、家の中に入ることにした。夕飯は、から

【創作】夜とグリコ

月が大きく光り、家も草木もはっきりと白い輪郭を持つ夜だった。 おじいちゃんちの裏山にある神社で、私は一人ぽつんと立ち尽くす。 潰れた幼稚園、 水の張られた田んぼ、 遠くをゆく電車、 青暗い山の気配、 すべてが月明かりの中にすっぽり収まっていた。 とりあえず一人グリコに苦戦しながら階段を上がり、二礼二拍手一礼。妹とグリコをしたのは遠い夏。 神社の軒下には一生懸命に土を掘り返す男の子がいる。 「たくさん窪みがあるだろ」 男の子はこちら見ずに口を開いた。 「これ、あげる」

ゼリーキャンドルを電気にかざしてキラキラするか確かめる人。これが良い休日の過ごし方。

Take The Long Road And Walk It #nowplaying

こんにちは。納豆ご飯です🍚本日二回目。 三連休の始まりなので音楽を流しながら朝ごはん食べたり、掃除したりゆったりと過ごしています。 ゴリゴリ自分の趣味全開の記事なので、お付き合いいただける方はお付き合いいただければ。 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、と言いますが、自分の趣味を思い返すと、ほとんど秋頃にハマったものが多いなと。 春から新しい年度が始まり、暑い夏が終わり少し余裕が出てくる秋に趣味に手を出そうとすることが多かったのかもしれません。 高校生の時、洋楽を聴き始め

【すまスパ】夫婦トーク〜yuhiさんmikakoさんご夫婦ゲスト回〜

どうも、納豆ご飯です。 秋ピリカグランプリ、大盛り上がりでしたね🍁 私も一応募者として楽しませていただきましたが、結果発表までいろんな方の作品をじっくり読みたいと思います🍂 さて、本日は夫婦トークの配信です。 yuhiさん、mikakoさんご夫婦にゲストで来ていただきました！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ 以前yuhiさんはすまスパの男子トークに出演していただき、また私たち夫婦もyuhiさん・mikakoさんおうちラジオに出演させていただきました！📻 そして今回、私たちすまい

「涙ってどんな色？」と３歳になったばかりの娘が言うので「何色？」と聞き返すと、「銀色」との返答。 赤ちゃん詩人すぎる👶

雨と書物

これは、雨に触れたい書物のお話。 私は、古びた家の書棚に住んでいるものです。 隙間風がひゅうと吹き込む家の、縁側に面した座敷に書棚がございます。 私のご主人は月夜のように静かな青年で、お百姓をされています。作物がよく育つという理由から彼は雨がお好きなようで、雨の日は農具の手入れを終えたあと私を読むのが恒例でした。 薄暗い座敷をさーっと雨音が満たすなか、紙でできた私の身体をぱらん、とめくる音が響きます。 その時間は私とご主人だけが遠い世界へ放り出されたような、束の間の永遠

我が家のレギュラーパスタ

「今日あやしもパスタ作るね」 （呼び捨てですいません） 我が家では毎週のようにこの会話が発生します。 あやしもさんのレモン発表から三ヶ月。 そして、レモン二次創作祭り(?)から約一ヶ月。 我が家ではもうあのレモンパスタが五回以上作られており、ブロッコリーとベーコンは冷蔵庫に必ず常備しております。 あやしもさんの作品のこの部分をスクショし、 それを見ながら作るのです。 そして、肝心のレモンですが… スーパーで無農薬のレモンを買おうとしたら想像以上の値段がしたので、無農