自分の手で生み出せ 踏み出せ~俺たちのBANG!!!~
今日は、「俺たちのBANG」御園座 大千穐楽。1か月半お疲れ様でした。
もう、noteの書き方なんて忘れちまったよ…の状態ではあるし、
私が最後に見た松竹座から半月経とうとしてるのに、何も整理ができていないけど。。
整理できてないなら、思ったことを箇条書きしていこう
①「主演 少年忍者」の重み
舞台が発表された時以上に、いざ公演が始まったあとにその「重み」を強く感じた。
・演舞場の壁に大きく少年忍者と書かれていること
・パンフレットクレジットのトップが少年忍者であること
・レシートが少年忍者であること
・舞台の中心に「Shonen Ninja」と書いてあること
・かわいいオリジナルオープニングムービーを作ってもらえたこと
そのすべてに少年忍者さんを応援するものとしては当たり前じゃないからこその感動を覚えた。
きっと、舞台が大きくなればなるほど感動できることなんだと思うけど。初日だけは初日オープニングムービーのところで泣いた。笑
少しずつでも少年忍者の船が大きくなるのをそばで見れていることに喜びを感じるのであった。
②フィクションだから、「呪い」にはならないで
特に前半は、このフィクションとノンフィクションのはざまみたいな舞台をオタクはどうやって見たらいいのだろう?とも感じた。
初日見た後の率直な感想は以下のとおりである。
フィクションの言葉に引っ張られてはほしくないと感情も抱いたし、この舞台は希望の舞台であってほしいよーっとなりながら初日は感情の浮き沈みがすごすぎてどっと疲れて帰った記憶(笑)
でも、何回も見ていくうちに上記のような感情でもなくなっていくのがこの舞台の面白いところだなぁと思う。
③彼らのそばにいる「大人たち」
この舞台をノンフィクションとみる部分も多いし、ノンフィクションで見てもいいのであればまた違った視点でこの舞台を見ることができたのだ。
それは、「少年忍者の周りには彼らの活躍を心から嬉しくなってくれる大人がいるのかな?」という事。
2回目以降あえてフラットに見てみると、マネージャーが新橋演舞場での公演が決まったと電話で知らされ泣いているところを見た黒ちゃんと、その反応を見て俺達は解散するのかもしれないと思った話はフィクションのようだけどノンフィクションなんじゃないかな?と。
少年忍者がもし受動的な動きをしていたとしたら、マネージャーや近くの大人は泣くほど喜んでいただろうか?
彼らが能動的に「自分たちにしかできない表現」を続けたこの1年があるからこそ、
可能性を感じて一緒に頑張りたいと思ってもらえる人が増えたんじゃないかなと感じたのとてもやさしい気持ちになれたのだ。
④川﨑皇輝くんの「今」
皇輝くんの「プロ」っぽさが、知らない人からしたら印象に残りがちだけど、スプパラや今回の俺BANGで一番思ったことは
端で全体を見るやさしさやみんなとただ楽しそうにしてるふざけた姿。
センターの堂々とした表情と違い、朗らかに楽しそうにそして慈しむような顔でその時を楽しんでる姿が等身大の「川﨑皇輝」を見せていただいた気がした。
いつだって「正しく」あろうとする姿を尊敬する一方で、疲れたときにはどこか休める場所があるのかな?と思う事がよくあった。プレッシャーも人一倍感じてるのではないかと。
今回織山・皇輝のシーンを見て、信頼できる仲間と一人じゃないと思える環境が今の皇輝くんにはあるんだなと感じられてすごくうれしかったんだ。
一人じゃない。一人で超えないといけない壁はあるかもだけど、仲間がいることでもっともっと強くなれるんだなって感じることができた。うれしい。
また、要所要所で皇輝くんの中では答えが出てるんだけどあえて周りがいうようにじっとしているシーンが印象的で、
皇輝くんが最初に「こうしよう!」というのはきっと簡単で、皇輝くんが言うなら~となりかねない。
ただ、そこをみんなの意見を聞いた後に最後総括として自分の意見を言う事で「自分たちで決めた」というみんなの自信につながる。
こうやって、「意見を出し合える空間」を作ることができている時点でもうそれは凄いことなのよ。
(そこまで考えてないかもだけど…笑)
そんな感じで言ってるけど、ただただオタクとしてテンションが上がったポイントを列挙してく。(順不同であり、日付が限定されてるところは日付を記載)
シンプルに、長すぎん??誰が読むのよ。(自分は読むよ!)
⑤「自分たちで忍者らしいもの作ってきたじゃん」
少年忍者さんってここ1年でめちゃくちゃ能動的なグループになったと感じていて。
やりたいことを口にすることも増えたし、出来る幅を広げて表現の可能性を広くお互いが尊重している感じ?
ラップ詩やセリフ・今回の「Twenty One」・ごちゃまぜパフォーマンスにバンド。そのどれもに「自分たちで切り開く」「自分たちで生み出す」という表現があって面白い。
自分が見れる公演も後半に差し掛かった時に、「Ready to Rise」冒頭の湧ちゃんのラップがすごい聞き取れる瞬間があって、
「ああならないこうならない つかみ取るぞ信頼」「自分の手で生み出せ 踏み出せ」って聞き取れた時、鳥肌が立つほど感動して。
わぁ、少年忍者さんってどこまでも金太郎飴みたいに自分たちの意思がパフォーマンスに反映されててそこに揺らぎがないの凄いなぁと感じた。
社会人生活していて、21人ものチームで何かを生み出そうとしたときにお互いの意思をまとめるって本当に難しいって感じてて、
お互いに思いがあるしその思いのすり合わせって一筋縄ではいかないから、コミュニケーションを密に取り信頼しあわないと絶対にできないことを
あの歳でちゃんとできていることが本当に素晴らしいなと思って、
②で感じた呪いにならないでという気持ちから、私自身も解放された感じがした。何回も見るものだなぁ(笑)
⑥横一列のすばらしさ
去年のサマステでも感じたけど、「自分たちで考えた姿」が横一列だということ。
誰が前でも後ろでもなく、21人が横一列で全員で観客に対峙したいという気持ちの表れが、
5・8(7)・9のくくりに対しての反抗であり21人で進みたいという強い意志に感じてグッとくるものがある。
上記の「自分たちで生み出す」に近いけど、21人それぞれが主役であることを少年忍者自身が伝えたいのが伝わってくるし、
今はただ頑張る21人がどこまでできるかをファンとしては楽しみにしたい。
まぁそんなこんなでつらつらと書いておりましたが、
前回の記事で、2022年のコンサートを振り返ってみて感じるのは、年始のジャニアイから少年忍者さんを見ることができなかった。
しかも、去年の単独って「サマステライブ」しかなかった(しかも中止になってるので公演数もすごく限定している)という事実を思えば、
「Spring Paradise」や「俺たちのBANG」「サマステライブ」と地続きにずっと少年忍者としての公演がある2023年はだれが予想しただろうかという気持ちになる。
それくらい、この1年で大きく成長した少年忍者さん!
サマステもドームも絶対勝つぞ~~~~!