犬のはなし
こんにちは。さかいなおです。
今日は「いぬ」について語りたいと思います。
自分で言うのもアレですが、読まずにスクロールするだけで柴犬の成長が見られる超お得記事です。
先にお伝えしておきますが、お食事中に見ないでください。責任は取れませんので自己責任でお願いします。
犬派か猫派か論争
ありますよね、これ。みなさんはどちらでしょうか?
私ですか?私は動物病院で働いていたし、犬も猫も平等に愛しています。
…
……
…………
……………嘘です。
犬過激派です。ハイパー犬好きです。犬と離れると具合が悪くなるレベルで犬が好きです。
もちろん猫も大好きです。猫だって犬にはない良さも持っていることは認めつつ、それでも私は犬が好きと言わざるを得ません。
犬の良さ
正直語るまでもないところな気はしますが、私の思う犬の良さを挙げます。
かわいい
結構考えたのですが、これしか出てきませんでした。推しを前にして言葉を失うオタクと化しています。
「犬」と言うと主語が大きくて他所の子には当てはまらないことも出てくるので、うちの子ベースで話を進めます。
うちの子
我が愛犬、すず
2017年生まれの6歳、よく吠えるちょっと気の強い女の子です。
柴犬によくある皮膚のアトピー以外はいたって健康で、多少ぶつかっても踏まれても大丈夫な骨太女子に育ちました。
先代犬、ゆず
実はすずさんは2代目のわんこです。
初代わんこは「ゆず」という名前の同じく柴犬の女の子でした。ゆずは生まれつき体が弱く、4ヶ月で虹の橋を渡って行ってしまいました。
ゆずは小柄で体重も軽く、優しい儚げ美人(犬)でした。
すず、降臨
ゆずがいなくなってから犬のいない生活に耐えられなくなり、家族みんなでもう一度犬を飼おうと決めました。その後、寂しさに耐えかねた父がこれにするとほぼ独断で決めてお迎えしたのがすずでした。
ちっちゃな頃から大きかった
ゆずさんは病気だったこともあり、最後は1.4kgしかありませんでした。
一方その頃すずさんは3kg。倍以上の体重で我が家にやってきました。
抱き上げた時も重いし、足音も響く。そしてうんちもでかい。
うちに来て初めてのうんちはしっかり記録に残っています。
ハードル爆低犬生
ゆずの闘病に際してやれることは全てしたので、「もっとこうしてあげればよかった」という後悔はありません。ただ、ゆずが病気だと分かる前にはトイレトレーニングやしつけなどを普通にしていました。今となっては生きていてくれたら何だって良かったので、そんなことを教える暇があったらもっと遊んであげたら良かったなと思います。
そんな気持ちを抱えたまま迎えたすずは、最初から「生きててくれれば何でもいい」という方針で育てられました。すず自身の安全を守るために教えた「おすわり」と「待て」以外は何もできません。
よその犬にはギャン吠えするし(近所の皆様ごめんなさい)、ドッグランでは走らないし、呼んでも来ない時もあります。
それでもすずは元気で6年も生きてくれたので無問題。この調子であと10年くらい生きてほしい。できればずっと一緒にいたい。
犬と暮らすということ
犬がくれる幸せは「お散歩で振り返って笑ってくれた」とか、「お昼寝中に添い寝してくれた」とか、すごく小さなことです。でもその小さな幸せが1日に何度も降ってきて、気がついたら幸せで包まれています。
犬がいなくても生活は成り立つけど、ハッピーをちょっと増やして、悲しみをちょっと減らしてくれるのが犬。毎日の散歩やお世話は大変な時もあるけど、その時間さえ愛おしい。
犬からしか得られない栄養がある
前述したように、犬と暮らしていると小さな幸せはたくさんあります。その中でも犬から得られる幸せ(=栄養)の摂取方法を特別にお教えします。
初級
この動画、すごく見てほしいのにサムネが出ない。10秒ほどなので見てみてね。
帰宅した時におかえりの儀式をする。
これは簡単で、犬に出迎えてもらうだけです。言葉はなくとも、尻尾を振って、耳をぺったんこにして、キラキラの顔で「おかえり!」と全力で伝えてくれるので、「帰ってきて良かった」とホッとすること間違いなし。
中級
一緒に寝る。
犬の温もりを感じながらゴロゴロして寝落ちるだけ。犬の眠そうな顔をなでて、寝顔を眺める。時にはおじさんが寝てるんかなと思うくらいのイビキや、「うぇふっ!うぇふ!」というかわいい寝言も聞けます。
めちゃめちゃ癒されるんだけど、リモートで打ち合わせしてる時にイビキとか寝言とかかまされると「これ何の音…?」と打ち合わせ相手がざわつくのでやめてほしい。
上級
犬を嗅ぐ。
個人的な意見ではあるんですが、犬は吸引するタイプの精神安定剤です。犬の匂いで、ふっとストレスがほぐれます。頭のてっぺんから肉球の裏まで嗅ぎまくりましょう。犬に迷惑そうな顔をされるまでがセットです。
狂愛
私は犬の匂いを嗅ぐプロなので、柴犬を100匹用意した場所に放り込まれ、目隠ししてうちの犬を当てるゲームがあったら絶対に分かる自信があります。凡人正常な感覚の皆さんには理解できないでしょうが、耳、眉間、マズル、あご、首、背、腹、手先、肉球と、全て匂いが違うのです。「みんな違ってみんないい」匂いがします。お手元の犬でお試しください。
ちなみに、シャンプー直前の熟成発酵済みの犬が非常にくさくてオススメです。熟成期間はお好みでお好みで1〜3ヶ月。
狂愛
狂った愛と書いて狂愛なわけですが、我ながら狂ってるなと思うのは、犬の鼻息まで愛していることです。寝ている時に小さな鼻の穴から香るあの匂いがたまらなく好きです。犬の鼻息の香りの香水があったらマジで買います。口臭も好きです。普通に臭いですが、クセになる匂いなので毎日嗅ぎます。
「何言ってるんだコイツ」と思ったあなた、正常です。私のことは嫌いになっても、うちの犬は嫌いにならないで下さい(土下座)
お気に入り写真
どれだけ犬と相思相愛かを見せるに相応しい写真をお届けしよう。
もちろん本邦初公開、悪用厳禁。
1枚目
我々が「フランダースの犬」の主人公だったらこの画像でエンディングです。
2枚目
東京から車で鳥取に帰省した時の写真。すずさんの寝顔が安心しきっていて飼い主としてとても嬉しい。ちなみに、一緒に爆睡している飼い主は当時20歳の大学生でした。
拝啓、犬へ
毎日もふもふの幸せをくれることに感謝しつつ、おばあワンになっても元気でいてくれと願います。きみは私の宝物で、自分の命より大切に思っています。どうか、幸せで、元気で、できるだけ長くそばにいてください。
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