人の選んだことを自分で選ぶ

言葉遊びの様なタイトルですが、
けっこう人生で大切な事だと私は思ってます。
私は人生でとても大きな買い物をしました。
そう！男の夢であるマイホームです。
マイホーム購入を最終的には自分で選んだのですが、購入するまでに色々な人にたくさんのことを選んでもらいました。
ちょっとその話をさせてください。

初めは子供達が選んでくれました。
実家に帰った時に大はしゃぎで走り回り、大きな家に住みたいと言われました。
その話を妻にすると、確かに子供3人大人2人でアパート暮らしは狭いとの話になりました。
この時私にポッと（家を買う）という選択が生まれました。

次に選んでくれたのは不動産屋さんでした。
妻はその日以来、インテリアの雑誌やホームセンターのダイニングキッチンや家具を見て楽しむようになりました。
それなら一軒家を見せたらもっと喜ぶかと思い、気軽な感じで不動産に連絡をして中古物件を見学させてもらいました。
その物件は結局購入しなかったのですが、不動屋の方とその後も話をして現在の家を紹介して頂きました。

最後に選んでくれたのは妻でした。
私は現在の家を見学した時も、実際購入するかどうかはどうしよっかなという感じでした。
結局真面目に考えていなかったんですね。
しかし妻は、家を購入した時のメリットデメリットをしっかり考えていました。
妻の話を聞きいている内に（家を買う）という選択が、どんどん大きくなるのを感じました。
その後はリスクを背負う事も考えつつ、私自ら選択を繰り返しマイホームを購入する事になりました。

私は冒頭で話した様に
「人の選んだことを自分で選ぶ」
という考えはけっこう人生で大切な事だと思っています。
私は人間は1人では生きていけない、周りの助けがあって生きていける存在だと思っています。
1人の人間が自分で考えた選択より、周りからの言葉、物事の状況、タイミング等を受け入れて決めた選択の方が力強いと思います。
ただ周りに責任を押し付けるのでは無く、最後は自分で選択をして自分で納得する事が大切だと思います。
あくまでも周りの力は借りるだけです。
「運命」という呼び方もできますが、私は日本らしく「縁」という呼び方の方が好きです。
「自分で選んでよかったこと」という題材に対して皮肉的になってしまいましたが、私の話はおしまいです。

#自分で選んでよかったこと