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実際に起きるステロイド7つの副作用

まず初めに、ステロイド使ってみたいと思てしまってる人には是非見てほしい記事になっております。日本では、ステロイドの使用は法律では禁止されておらず、その使用は個人の判断にゆだねられているのですが、だからと言って安全だというわけではありません。どんな副作用があるのか、代表的なものを今日は7つ紹介したいと思います。
命にかかわるような事から、折角の鍛えた体を台無しにしてまうような事まで様々な副作用があります。
漠然と副作用があると言っても、なかなかピンとこないと思うので、一体どんな事が起きるのか、具体的にお話していきたいと思います。
中には一度その副作用が出てしまうと二度と元に戻らないというようなものもあるので、ちゃんと確認しておきましょう。
今日紹介するのは、あくまでステロイドを単体で使用した場合の副作用で、他の薬物とスタックして使用した場合にはさらに深刻な副作用を起こしてう事になります。だいたいの人がステロイドを使ってしまうとどんどん深みにはまって、いろんな薬をスタックして使うようになるのも事実で、それも立派な副作用の一つですね。それではいってみましょう。

1.にきび

にきび

これは結構有名な副作用ですよね。
ステロイドを使うとニキビができるという事なんですけれども、具体的にはステロイドは2つの方法であなたの肌にダメージを与えます脂肪とコレステロールを過剰に生産し皮脂を増やします。そして、細菌を増加させます。
その結果、毛穴を詰まらせて、深刻なニキビを引き起こします。ステロイドサイクルを停止した後、ニキビはおさまりますがステロイドによって引き起こされるニキビは非常に深刻で、痕が残るリスクは通常よりも高くなります。折角筋肉を付けたとしても酷いニキビ跡のせいで、人前でその体を披露できなくなるかもしれませんね。この脂肪とコレステロールをコントロールすためにステロイドユーザーはナチュラルに比べて有酸素運動を多く行う必要があるのですが、心臓に対する負荷が高くなり過ぎないようにできるだけ低負荷のウォーキング程度のものにとどめる必要があります。ステロイドユーザーがよく長時間トレッドミルにのっていたりするのはその為です。元々ニキビができやすい体質の人などは、酷い事になる可能性が高いですね。

2.高血圧

ステロイドは、ナトリウムと水分を身体にため込みます。それが高血圧につながり血管にストレスを与えます。ステロイドを使うとむくみやすくなるという事ですね。定期的にステロイド ユーザーの 血圧を測定すると、ステロイドをとっていない人より平均して、8 ~ 10 (mm Hg) 程度高くなります。一見するとさほど高くない数値に見えますが、時間をかけて上昇していきます。慢性的な高血圧になると、心筋は硬くなり、心臓病や心不全につながる可能性が高まります。通常はステロイドサイクルを停止して数日以内に血圧は元に戻りますが、心臓の筋肉がすでにダメージを受けている場合は、血圧、特に下の数値が高いままになります。そのため鼻血が出てとまらなくなったりなどの症状も現れます。
この高血圧もステロイドユーザーの体調を悪くしてしまう、大きな要因です。折角毎日筋トレしているのに、どんどん不健康になっていくという恐ろしいサイクルにはまっていきます。脚が倍以上に膨れ上がって、元に戻らなくなり即入院になったステロイドユーザーの話を聞いたことがありますが、医者から死にたくなければ今すぐやめろ言われたそうです。
私なら恐怖で二度と手を出さないと思うのですが、この話の人はその後も使用を続けたようです。

3.心臓発作のリスクが高くなる

ステロイドは、血圧を上げ、LDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らします。このような状態は動脈硬化を引き起こし心臓発作を引き起こします。ステロイドがコレステロール調節に関与する肝臓の酵素である肝性トリグリセリドリパーゼの産生を変化させるために起こります。
どのくらいの期間ステロイドを使用すると、心臓発作のリスクが高まるのかはっきりした事はわかっていませんが、医療雑誌に掲載された調査結果によると2年以上継続して使用した重量挙げの選手の動脈に不可逆的な損傷があったという事です。ボディビルダーが突然なくなってしまう原因の殆どが心臓発作によるものだとも言われています。
いったいどれくらいのステロイドユーザーが心臓に問題を抱えているのか、はっきりとしたデータはありませんが、ステロイドをふくめた薬物は確実に心臓をむしばみます。これは非常に危険です。ある意味で、最高のボディビルダーはどれだけ薬物に心臓がたえる事ができるのかにかかっていると言ってもいいのかもしれません。
あなたの心臓が耐えられる保証はどこにもありません。
ちなみに、アーノルド・シュワルツェネッガーも二度の心臓手術を受けていますが、シュワルツェネッガーの心臓病は先天性のもので、ステロイドの使用とは直接関係ないと言われています。

4.攻撃的な行動

ステロイド使うと単にイライラしたり短気になったりするだけではありません。ステロイドはロイドレイジと呼ばれる特有の症状で制御不能なレベルの怒りをおこさせます。周りが全部敵にみえ、自分自身を守るために発作的に暴力的な行動を起こします。
テストステロンの洪水はあなたの中枢神経系を乗っ取り、神経伝達物質のセロトニンの生成を抑制します。その結果、怒りやストレスだけを感じやすくなりますアメリカでは、この精神的に不安定な状態を紛らわせるために、他の薬物や大量のアルコールに手をだしてさらに問題を大きくしてしまい警察沙汰になるという事が実際に起きています。
薬物で起きた問題は薬物でしか解決できないという事なんでしょうね。
だいたいの場合、恋人や家族との問題もステロイドサイクル中に起きてしまいます。
ステロイドサイクル中は人格が変わってしまうので、怖いと言っているステロイドユーザーの恋人のインタビュー記事を読んだ事があるのですが、サイクル中はちょっとした事で激高したり暴力的になったりして、オフサイクルの時は、自分の身体が小さくなってしまう事から、早くサイクルに戻りたがり、家に引きこもって外を出歩かなくなり、うつっぽくなりアルコールや他の薬物に手を出すようになり、まともではなくなるという事でした。サイクル中は暴力的になって、オフサイクルはうつっぽくなって引きこもりって、もう地獄ですよね。

5.乳房の成長

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これも本当によく話題になる副作用の一つですね。そして絶対にこんな事にはなりたくありません。男性ホルモンが何故おっぱいを大きくしてしまうのか理解に苦しむところかもしれません。体内の特定の酵素がステロイドにより過剰に増加したテストステロンをエストラジオール(エストロゲンの一種)に変換して、乳房組織の成長を促進します。そして残念な事に、この症状はステロイドサイクルをやめても、もとに戻りません。乳房組織が拡張すると、元のサイズに戻ることは決してありません。これは本当に最悪です。
かっこいい体を手に入れたくてステロイドに手を出したら、手に入ったのはおっぱいだったなんてとても笑えないですよね。これはケア剤とよばれる、副作用を抑える薬を使ってある程度は防ぐ事ができるようですが、人間のホルモンバランスなんてそんな簡単なものではありません。何かの原因で、簡単に崩れてしまいます。そうなれば、もう取り返しがつかないという事です。薬に対する耐性は人それぞれ全く違うのに、自分勝手に薬物でホルモンバランスを変えてしまえばその報いを受けなければなりません。とにかく女性化乳房とバブルガットとシンソールだけは絶対に嫌ですね。何があっても絶対に嫌です。望んでなる人はいないでしょうけど。

6.ハゲ

ステロイドサイクルをはじめてから数週間から数か月以内に、髪が薄くなっていることに気付くかもしれません。高レベルのテストステロンは、脱毛症を誘発するホルモン因子です。そして同化ステロイドホルモンはテストステロンレベルを上げるので脱毛を引き起こす可能性があります。
テストステロンは脱毛を引き起こすのに非常に優れているため、プロペシアのような育毛剤はそのホルモンをブロックすることによって機能するように作られています。もちろん一回はげたら元には戻りません。髪の毛と筋肉どちらをとるかという究極の選択を迫られている感じです。
ステロイドを使わなくても、髪の毛を失ってしまう事はありますし、すでにないという人もいるでしょうけれども、積極的にハゲたいと思ってる人はそなにはいないはずです。ただボディビルダーのスキンヘッドは個人的にはかっこいいと思ってしまいますが。

7.不妊

ステロイドからの過剰なテストステロンは、睾丸を収縮させ、精子数を減らします。ホルモンのレベルが高すぎると、黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの生成が抑制されます。精子の生産の問題は、ステロイド ユーザーの約半数に影響を与えると、推定されます。ステロイドをやめれば最終的には元に戻りますが、正常に戻るまでには数ヶ月から数年かかることもあると言われています。将来、子供がちゃんとほしいと思っている人には、ステロイドは絶対にお勧めしません。

まとめ

という事で代表的な副作用7つ見ていったんですけれどもどうだったでしょうか?
個人的には副作用があろうが、無かろうが使いたくはないのですが、こんな副作用がでるかもしれないと思うとなおさら絶対に使いたくないですね。
ハッキリと言えるのは、個人の自由でステロイドを使うという事は、重大な副作用が出たとしても誰も責任をとってくれない、全て自己責任という事です。やめて元に戻ればよいですが、元に戻らない副作用もあります。命に係わるような副作用だってあります。精神的に壊れてしまう危険性もあります。外見的に折角筋肉をつけたのに、意味が無いくらい醜い姿になってしまう事もあるんです。もともとは健康でかっこいい体を手に入れるために筋トレをはじめたのに、いつのまにかまるで人体実験でも行うかのように、どれだけ薬物によく反応し、そしてその副作用に長期間耐えられたのかという競争になってしまうのは、どうにも悲しい事です。ステロイドや薬物によって体を作り利益を得た場合、それを維持するためにはステロイドや薬物を使い続けなればならなくなります。それは、まるで地獄のチキンレースです。
地獄のチキンレースに参加する前に、もう一度しっかり考えてください。

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