アファメーション~Day35~
アファメーションの話、続編です。
瞑想したり、ノートに自分の考えをまとめてみたり、気付けば習慣的に続けて1ヶ月を超えました。
30年の思考パターンの蓄積は1ヶ月そこらでそう変わるはずもありませんが、
少し大げさに言えば「世界の見方が変わった」部分はあるかなあと思います。
↑きっかけ・取り組みなどは過去ログ参照↑
「マインドフルネス」という概念が広く浸透するようになって久しいですが、
ざっくり言えば「感情に左右されない」「平常心」ということかなあと思っています。
具体的には以下のような感覚。
●「ま、いっか」って思える
「他人と過去は変えられない」というのが心理学の基本スタンスです。
過去事象に拘泥すればするほど「あの時こうすべきだった/でなかった」と
ネガティブにもなるし、自分の行動も消極的になりがちです。
「骨折した事を後悔しても骨はくっつかない」と誰かが表現をしてましたが、
「起こったことは起こったこと」というマインドセットを持つと
普段からの心持ちは幾分楽になる、と思う。だって嘆いても変わんないんだもん。
"Whatever happens happens for reasons" ということですね。
●感情の振れ幅が小さくなる
「感情のブレに対する対処法を覚えつつある」とも言えます。
元々小さな事に対して一喜一憂しがちでした(特に憂の方)。
自分のイメージでは「感情の起伏=心電図」だと思っていて、
真ん中のベースラインを基準に、上に飛び出たり、下に飛び出たり。
何かが起こった時、この上下の起伏をなるべく抑えて、常にベースラインを保つイメージだと思います。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」は意外と本当にそうなのかもなあと思っていて、
要は「熱っ!」ってなっても心が取り乱さなければ意外とOK、という事かも(熱そうやけど笑)。
●「良い事を探そう」というマインドセット
「3 good things」という、1日に起こった良い事を3つ書き出す、というのをやってます。
意外と、良い事を3つ書き出すって意識しないと何書くか困っちゃいます。
感情のスイッチを切って、家と会社の往復してても、あまり見つからないなあと思っていて、
より「外の世界に目を向ける」「能動的に自分から探しに行く」ようになったと思います。
飯が美味いとか、月がきれいとか、何でも良いんですが、
自分から楽しいことを見つけに行くマインドが定着すれば、きっと世界の見え方は変わるだろうなあ。
日常生活の話をしてますが、スポーツも全く同じですね。
相手に先制点を取られても気落ちせず、ミスプレーしても切り替えて、
強豪相手の厳しいゲームでも、いいプレーを積み重ねよう、というのを、日常生活で再現するという事かと思いました。
仕事であれ人間関係であれスポーツであれ、根幹となるものは同じですね、きっと。
それ系だと長谷部の「心を整える」は有名ですね。今見たらサッカー選手がこぞってメンタル系の本を出してる系に気づきました。
最近読んだこの本はもっとスポーツ科学全般の話ですが、著者がサポートしてきたテニス選手のマインドセットに関わる内容も記載あり。
1ヶ月前の自分は割と精神的にボロボロでした。
その時にこういう心理学とかメンタル系の本を貪るように読んで、Youtubeも見て、
自分を内面から変えたいと思って今この行動に至ります。詳細は割愛しますが。
で、不思議なのは、同じコンテンツを見ていても心に響くかどうかはその時々で全く異なるというところです。
目の前に広がる世界は何も変わっていないのに、自分の精神状態で世界の見え方が変わるんであれば、
より世界を楽しめるような自分自身でありたい、というのは強く願うところです。
人間の行動が習慣化するまでには2ヶ月ほど続けることが必要だと言います。
同じ習慣を1ヶ月強続けてきました。
あと1ヶ月経った時に自分の心境にどういう変化が起こるのか、自分自身を観察して行きたいと思います。
きっと、ポジディブな変化が生まれているはず。