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セヘルが見なかった夜明け
『セヘルが見なかった夜明け』
この本を読んだことがある人は、いらっしゃいますか?
これは、
誰かにとっての実話になんでしょう。
いつくつかの短編が集まった本。
じんわりする話もあります。
よくわからなかった話もあります。
悔しくなって、絶望感を覚えてしまった話もあります。
この話に出会ってから、私が行きたい方、やりたい事は何かが具体的に私の前に現れたように思えます。
今まで1つ1つカケラと
悪という魅力を探りたいという欲
私はずっと善と悪についての興味を持っている。
それは、自分を今まで形成してきた時間や内容が関係していると思う。
善でいたかった私と、
いたかったが故に入り込んで飲み込まれるように私を徐々に侵略してきた悪。
戻れない時間と
抑えられない爆発してしまった私の悪い感情への後悔…。
それでも自分を守ろうとして、自分を肯定したかった私。
悪を毛嫌うのではなく、一部として受け入れたかったこれ以上否定したくな