右足真っ二つと携帯充電不能の関係

携帯が急に充電不能になった場合　その1

長いコードを使って充電していた場合には突然充電不能になるケースがあります。
最近バイクで事故って救急車で運ばれ右足の脛が真っ二つに折れていたので2か月半の入院生活を宣告されました。
早朝の車の通らない山道を走るのが一番楽しい趣味だったのですが、今回はそれが裏目に出てしまって。
右コーナーの立ち上がりで路肩の落ち葉をリアタイヤが踏んでしまってハイサイド状態となり体は投げ出されバイクの下敷きにって言う感じです。
転倒直後に立ち上がることは何とか出来たので道路中央に転がっているバイクを放置するのは2次災害の元になるので自分で起こして路肩に寄せようとしたのですが、踏ん張ろうとしても右足が勝手な方向を向いていて戻そうとするとグリグリっと言う音がするだけで戻せず、体重を掛けようとしても全く力が入りません。そこでようやく骨折を確信しました。上下プロテクター付きのライダースーツを着用していたので外傷はほぼ無かったしヘルメットも着地せず済んだので左足だけでケンケンをして路肩のガードレールに寄りかかってヘルメットだけは外して途方に暮れていました。
滅多に車の通らない山道、誰も通らない場合このままここで餓死するしかないのかと、それも仕方ないと諦めかけていたところ下から一台の乗用車が昇って来ました。幸いな事にバイクにぶつかる事もない安全運転でおもむろに停車され、どうされましたか？　と声を掛けていただけました。ドライバーは50代の男性の方でした。状況を説明するとご自分の携帯で救急車を呼んでいただき、到着するまで一緒に待ってくださいました。丁度用事があってこの朝早い時間にこの道を通られたそうです。事後に御礼をしなければと思いお名前を尋ねたのですが、教えて頂けませんでした。地獄に仏とは正にこういう事を言うのだろうとずっと救急車の中で感謝していました。早朝のことなので外科医のいらっしゃる救急病院がなかなか見つからずようやく5件目くらいに今入院中の現場からほど近い、でも都心の自宅からは程遠いこの病院に搬送していただけました。
折れた足を吊って固定しておくために踵に左右から穴を開けられ装具を突っ込まれたのですが、その時の痛みたるや神経直通だったので人生最高のものでした。男性が感じる最大の痛みと言われている尿管結石を数度体験した事がある身ですが、その2倍は痛かったです。まあ自分が悪いので我慢するしかないのですが。
ということでその状態で右足を吊ったままベッド上で腫れが引くまで手術はお預け。オムツに大便を出す耐えがたい感触は忘れられません。
手術を待つ間は痛みを我慢すること以外にはすることがないのでポケットに入れていたスマホで音楽でも聴いていようとしたのですが、充電器は自宅に置いたままです。
そこでバッテリーが切れる前にたまたま近くに住む妹にLINEでその他の下着や必需品と一緒に取りに行ってもらうよう頼みました。そういう経緯で今ようやくこの記事も書けているのですが、昨日突然充電不能に陥りました。このままではどこにも連絡不能になってしまうし暇つぶしの音楽も聴けないと焦りました。12Proの中古品なのでライトニングコネクターの劣化かもと考え駅近のこの病院なら近くに修理してもらえそうなお店があるかもと考え検索してみるとdocomoショップもあったのですが他にも何件かヒットしHPを漁っているとバッテリー交換がお安いお店があったので藁にも縋る思いでお電話してみると丁度近くを通る用事があるので立ち寄って調べてみていただけることに。地獄に仏の第二弾です。
で充電器とケーブルの両方を調べて頂いたのですが異常無しとのこと。確かに見てもらう直前までは偶然復旧して充電出来ていたので納得するしか無かったのですが。
で、点検代をお支払いしようとすると、ついでだから無料で結構とのこと。地獄に仏の第三弾ですね。
ところが安心して病室に戻り、再び充電しようとするとまたもやスマホは無反応。
途方に暮れてしまいました。
オマケでもらった中華製ケーブルだったため接触不良を疑ってコネクター周辺をこねくり回してみましたが変化無し。
さっきの点検は何だったんだろうと色々推理を始めて推論を立て、試してみたところ見事に大正解。復旧しました。
続きは次回に。