ジストニア:デリバリー小エピソード
皆さんはジストニアという症状はご存知ですか?
錐体外路症状のひとつで
精神科のお薬の副作用で頻繁して
起こるのですが、
目がぐいっと上がる感じと
瞳がぷるぷる瞼がしぱしぱして
日常生活に支障をきたしてしまいます。
寝て目を瞑った状態でも頭から混乱して
トラウマ状態が苦しくてたまりません。
筆者も20年も前から(筆者作の小説で書いてますが)苦しんでいました。
ですが、苦しんでいましたは、
今は過去形。
克服に近い、形の寛解状態にまで
きています。
今思うと、なぜか苦しかったというのは
漠然とした記憶で
ほとんど覚えていません。
緊張が神経を尖らせて
頻繁していたのではないだろうか?
当時アキネトンばかり服用していたので、
ジストニアに なるまい なるまいと、
気を遣っていたのが逆に負の連鎖を
引き起こしていたのかもしれませんね。
そんな病歴から、
解決方法をふたつ、筆者から提案したいと
思います。
ひとつは、
入院です。
お薬を整理して、副作用の要因を
洗い直し、
休養を図り、ピンと張り詰めた神経を
休ませてあげてください。
筆者はこの方法で50%は治しました。
あと独自の主張は薬のアーテンです。
予防にはめっぽう強く、
評判は自分の周りの方々はこちらを
服用している方が多めです。
もうひとつの方法は荒療法なので、
参考になるのかは人によるのかもしれませんが、
残りの30%は、
かえって目を使う[目を鍛える]です。
段階を重ねて乗り越えることが
一番ですが、
①デイケア運動療法
②バレーボール等、スポーツ競技など
③デリバリーの仕事
これら、目を重点的に使う仕事を
しているうちに
だいぶジストニアが隠れてきました。
おそらく目の神経が鍛えられてきたのでしょうね。
今、現在は朝一にアーテン①
12:00にアーテン②を服用すると、
この前目が上がったのいつだっけ?
みたいに自分でも寛解した気分に
嬉しさが湧いてきます。
最後に小説エピソードを書いて終わります。
お楽しみくださいませ。
*デリバリー小エピソード*
ふぅ〜、寒空が恨めしくなる夕暮れどきに
仕事が入り、ため息をつく。
今は18時過ぎ、飯を食う暇もなく、
配達の仕事に追われ、チキン屋に向かい、
チャリを走らせる。
あぁ、夕食前の薬飲んだっけ?
まぁいっか、と、自分でも今の感覚があまりない。
雪が降ってきそうだが帰りまでは
もちそうと、根拠のない自信はどこから来るのだろうか?
$チキン屋でヤンニョムチキンを受け取る。
さあ、行き先はどこなんだ!
来たまえ!
5キロ先の山のふもと???
私は即座にジストニアがやってきそうだった。
しかしこのトラウマが
私の精神に異常をきたす。
さっむ!!
信号待ちであまりの寒さにちびりかける。
とてつもない寒さである。ちらちら雪が降ってきました。
信号🚥をジーって見る、
うん!↓
目がおかしい。↑↑目が上がった!!
〜さあやってきました。最終章ラスボスです〜
デリバリーのお仕事はやり切らないと
いけません。
寒空で雪も降ってきています。
ジストニアは現れて絶対絶命のピンチです。
時計は後ろには戻りません。
私のチャリはカミカゼドライバーのようです。
一歩間違えば車道で轢かれてしまい、
危険と隣り合わせです〜
目が、、目が、、、
完全に吊り上がる。。
斜め上にしか見えない。
僕はスマホを見ることが出来ないので
持ち上げて今の現在地を確かめる。
大丈夫、あってるみたいだ。
薬も飲む余裕もないくらい、テンパる。
雪も激しく降りしきりそれどころではない。
デリバリーは無事終了した。
さあ帰り道だ。
いったいどんな経験をしているのだろうか、
ジストニアが現れたときは
シャワーを浴びて、寝ていれば、
落ち着く状態が普段の僕なのに、
今日という日は、
でも誰にも真似できない経験値を
僕は得ることが出来た。
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この経験値を得ることが
出来た筆者はMAXこれより酷いことはないので
あんなことがあったから、
今日の日のジストニアはたかがしれたものよ、
大したことはない、いつものことよ、
と、自分に言い聞かせることが
できるようになりました。
こうしてジストニアが寛解状態に
なることが出来ました。
以上が私の体験談です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
f.i.n.