
【展示作品・解説】第1回どうぶつ展/イルカ書林さま
展示期間:2024年4月1,2,5,6,7,9,11,12,13,14(9日間)
会場:イルカ書林さま
愛知県江南市 赤童子町大堀町1杉本ビル1F
名鉄犬山線「江南駅」徒歩5分
今回わたしは3点出品いたしました。

《予感に満ちたひととき》

こちらの作品は去年のクリスマスの時期になにか華やかでクリスマスの時期特有のどこか浮足立った雰囲気が伝わるものを描きたいなという気持ちから制作した作品です。
アルパカの頭飾りにはクリスマスローズとリボンを付け華やかさを表現しています。毛色をピンクや赤の架空の色にした理由は、ふとファンタジーなアルパカがいてもよいのではないか、「わたしのアルパカ」の可能性を広げてみたくて思い切りチャーミングにしてみた結果、全体的にかわいらしくあたたかな雰囲気になったのではと思います。
今後もカラフルなアルパカには挑戦していきたいと思っています。
展示作品はこの作品を中心に、新たに後述の2点を制作していきました。


《わたしは、女優 ‐チェーホフ『かもめ』より‐》

今回の展示のために新たに制作したものです。
かねてよりロシア作家、チェーホフの『かもめ』をテーマに作品を描きたいと思っていました。(登場人物それぞれががすれ違いその物悲しさがすきだから)その中でもヒロインのニーナはわたしにとって特に印象深い人物で、今回は彼女をモデルに制作しました。
彼女はロシアの田舎に住み女優に憧れる少女です。純真無垢で何にも染まっていない軽やかさがあります。そうした純粋さを描こうと思ったのですが、すでに完成している上記作品《予感に満ちたひととき》と対比させたかったので、今回はニーナの女優になってすてきな恋をし裕福な暮らしをしたいと願う、彼女の根底でゆらめく静かな青い炎をイメージして描きました。夢を掴みたい、という思いを込めてリボンを加えています。



《アルパカ図鑑 -爪‐》

「アルパカ図鑑」はシリーズ化している作品です。アルパカのかわいらしさを少しでもお伝えしたく、体の一部を拡大しアルパカを観察しているような感覚を味わっていただこうという作品になっています。
通常は茶や白などアルパカの実際にある毛色で描いているのですが、今回は上記2点の作品に合わせて青系のカラーにしました。



▲《アルパカ図鑑 -前脚-》(2023年制作)
●ご案内
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覗いてみてくだいね。


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