自然とわたしだけ
ハナショウブとアヤメの違いはいつまでたってもわからない。
でも、すきな演劇の中に「ショウブ」が出てくるから、とてもすきな花。
テレビで「徳川園のハナショウブが見頃を迎えています」の言葉を聞き、スカートのフリルのようにおしゃれで品のあるお花に会いたくなった。
花菖蒲
江戸時代から品種改良され、その数は膨大……(忘れた)
この徳川園で鑑賞できるのは、50品種、約1,800株だそうだ。そのどの種類にも日本らしい素敵な名前がつけられていて、江戸系品種の中には、【葵の上】【鳳凰冠ほうおうかん】【蛇の目傘】【神代の昔かみよのむかし】【昇竜のぼりりゅう】なんてものもある。
品種名と植わっている位置がわかるように、ひとつひとつ示してあるので、見比べながら鑑賞するのもとてもたのしい。▼
和傘と花菖蒲
残り少ない(すぎる)が、今なら和傘と一緒に花菖蒲を鑑賞することができ、とても趣深い景色になっている。風流!
和傘のお披露目は2021年5月29日〜6月13日(雨天中止)
気温はとても高くて(30度超え?)暑かったけど、そよそよ風も吹いていて木陰の椅子に座っていると、すごく心がシンとした。平日だからか、そんなに人混みなく、みなさん思い思いに花菖蒲を撮影していた。
四睡庵(しすいあん)
水琴窟がある!一見、ただお水がちょろちょろしてるだけと思いきや、石のそこから、ぴちょんぴちょんときれいな音が。こんな仕掛けを思いつく日本人って、ほんとうに面白い。
徳川美術館
せっかくなので、美術館も。
へぇー!と思ったこと諸々メモ。
※順不同。ほんとにメモ……。
●【武具・刀剣】の展示では、太刀と刀の違いの解説があった。
【太刀】騎馬戦に対応できるよう、刃を下向きにして腰に佩く(はく)。鎌倉時代までの主流。
【刀】徒歩戦で対応できるよう、刃を上向きに腰にさす方法が主流となった。室町時代以降。
●太刀 2尺(60センチ)
●脇指(わきざし)1尺(30センチ)〜2尺未満
●短刀(たんとう)1尺未満
【第4の展示ー武家の式楽・能ー】
●足利将軍は、猿楽=能を庇護した。→大名たちに人気。
●江戸幕府もこの伝統を承け、
舞楽が公家の式楽⇔能を武家の式楽に。
●大名家には能楽者が召し抱えられ、各種の曲目に応じられるよう、装束、能狂言面、小道具が備えられた。
企画展 あかがね/くろがね
銅にまつわるさまざまな合金の展示・解説
●四分一(シブイチ)
銅と銀の合金。銀が、銅の4分の1
●赤銅
銅に金とときに少しの銀。
●黄銅(真鍮)
銅と亜鉛(!)
強度があり、のばしやすい。磨くとさらに輝く。金の代用品も。
などなど……。
■そのほか、刀鍔の展示もあり、本当に細かな細工や彫りが素晴らしくて、解説がなかったら気づかないような職人さんのこだわりが見られて、本当に驚きがたくさんだった。
鍔に海の貝殻やヒトデを模したちっっちゃい飾りとか、漫画の点描みたいな魚々子(ななこと言う技法)とか、全部おしゃれで可愛すぎた!
江戸のお侍さんが現代にタイムスリップしたら、ネイルアートとか興味津々で自分もやりたくなっちゃうんじゃないかな……。
徳川園内にある、和カフェ 蘇山荘 でお昼を食べた。
てんむすと飛騨牛おこわ(お味噌汁つき!)
すっごくほくほくごはんでお茶もあたたく、おなかほっこり。
デザートはお善哉(アイスホット選べる)!
アイスのせ
まったく甘ったるくなく、やさしい甘さ。白玉に大きな栗も入っていた。
すーーごくおいしい。
お店の雰囲気。え、急に旅館来た????な内装で、思わずキョロキョロ。わたしは窓際の席からお庭が見えるところに座りました。
名古屋民なのに、たぶんはじめて足を運んだ徳川園。
また、ゆったり散歩の延長みたいにいってみたい。
全然わからないけど(汗)刀剣乱舞のパネルが、2つの入口からそれぞれお出迎えしてくれた。徳川美術館のショップにはおそらく限定グッズ?のファイルやアクスタもいた、な。
お出迎え・お見送りありがとう。
今は生活と絵をがんばっています。 「スキ」してくれるとアルパカが出てくるので、ぜひ。 サポートはすべて画材に当てております。 いつも応援本当にありがとうございます。