岐阜駅 本の市2024 感想
■開催日:2024年3月 2~3日
■会場:アクティブG 2階 ふれあい広場、3階吹き抜け周辺
岐阜市橋本町1-10-1 JR岐阜駅直結
●2階は13の古書店さんが各地から集まり古書の販売、3階では個人や独立書店さんが制作したリトルプレスやZINEの販売をしている文学フリマのようなお店が展開されていた。(「Independent Publishing Market」というらしい)
もうほんとうに楽しかった。楽しすぎました。場所はJR岐阜駅から直結しておりとてもわかりやすく迷わずたどり着いたこともうれしい点でした。
わたしは3日に一般客として遊びにいき、まずは3階で展開されているZINEなどを販売しているエリアへ向かいました。
ひとつずつお店を見ていっては散財してしまう!というほどどのお店も魅力的でおもしろそうなZINEや雑貨が所狭しと並んでおり、お目当ての方のブース以外はその場のフィーリングで立ち寄らせていただき、そのどのお店の方ともお話することができて、久々に社会と繋がっている感覚を味わえました。
人と話している~と内心感激したり。(そしてるんるんだった)
それもあるけれど、現在わたしもZINEの制作をしているので、目の前のこの本を作られている方はどんな方なのだろうという純粋な疑問のもと、お話をしたいという気持ちが沸き上がっていたように思います。
あまり持ち合わせがなかったので2階の古書店ブースではセーブするぞという気概で挑みましたが、たくさんの古書店が並ぶ棚をじっくり観察しているとやはり気になるタイトルが目に飛び込む飛び込む……
気づけば5冊ほどになっており、これでは帰りの電車賃が危ないとかんじたので更に厳選を重ね、自分の一番興味のあるものと古書店だからこそ出会えた本をチョイスすることにしました。
わたしは2日間のうち1日しか訪れていないけれど、公式SNSなどでは両日ともに盛況でとてもたくさんの方々が訪れたとありました。
開催時間から2時間後くらいにわたしは到着しましたが、すでに多くのお客さんで賑わっており、ほんとうにたのしい空間だと感じたと同時に本好きの人はどの地域にもいるんだよなぁと感慨深くなりました。
みんな普段は隠れているのかもしれないけれど、春の訪れを察知して土から這い上がってくる生きものや植物のように号令がかかればこうして一斉に集まれるんだ、紙の本の文化をやはり絶やしたくないと一個人ながら考えたりしました。