![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36488691/rectangle_large_type_2_958b2c9c55bad3356513b207376dfaae.jpeg?width=1200)
痔瘻フェス(全文読める後払い)
2019年の日記『日記朗読ライブ抜粋』
夜22時、久しぶりのフットサル。
「FC林」という、ギャロップの林さんが仕切る、フットサルチームでの紅白戦だ。
毎度紅白戦しか、していない。
人数が足りない時は、、FC林メンバーではない、若手芸人が、人数合わせで来てくれる。
今回も来てくれた。 殆どが、どこの誰か、よく分からない。
10分前に現場に到着。 着替えてタバコを吸っていた。
助っ人の若手の子に、、
「挨拶宜しいですか?」 と、何期の誰だと、自己紹介された。
『西森です、宜しくお願いします』返す。
初対面の後輩は、先輩に挨拶するのが、この世界のルールだ。
たて続けに2人にされたので、覚えようと必死になる。
、
すると、その2人のうちの1人の、安部が話しかけてきた。
「西森さん痔瘻(じろう)だったんですよね?僕もなんですよ」
こんなところにも痔瘻仲間が。 痔の親玉、痔瘻。聞くと、僕と同じシートン法の手術。 担当の先生まで同じ。
関西に2人しかいない、痔瘻のスペシャリスト斉藤先生。 当然、病院も同じ。
痔瘻談義に花を咲かせた。 咲きまくり。
痔瘻持ちとは、めったに出会えないので、途端に満開。
「僕もです」 先ほど挨拶された、もう1人の助っ人も言い出した。
ショウゾウという名の後輩だ。
びっくりし過ぎて 「ええ〜〜〜!!」 叫んでしまった。
またもや、同じ治療のシートン法。
痔瘻談議に花咲が咲いているところへ、、
満開の桜の木をトラックに積んでやって来た。 途端に満開だらけ。
頭に花びら、振りかかりまくり。 ワンカップ大関に、こんもりと桜乗りまくり。
そして間もなく、造幣局の通り抜けの量に。
「僕もです」 もう1人、入ってきた。
ええ〜〜〜! そんなに誰でもなる病気では無い。 多い多い、多過ぎる。
ボーボーの、しだれ桜が目の前を遮り、お互いが全く見えない。
11人中、4人痔瘻。
最後に入ってきたのは、FC林メンバーのゴールキーパー、長谷川だ。
よく病状を聞くと、長谷川はイボ痔だった。
僕らが楽しそうに話しているので、つい入ってきてしまったようだ。
しかし、そこは、フェラーリとランボルギーニぐらい違うので、、
『お前は違う、わきまえろ!』と、突っぱねておいた。
車に疎いオバちゃんからすれば、同じだろうがそれは、全くの別物。
、
突っぱねておいた。
おやすみなさい。
ここから先は
¥ 500
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
三冊目の本を出したいので、宜しくお願いします🙇🏻 二冊目の「超人間観察」の方が面白いのに、何故か売れ行きが……。 宜しくお願いします🙇🏻