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「○○してはいけない」はする国民性の話
もし、今お見合いをして、
相手の方に「ご趣味は?」と聞かれたら、
「検索してはいけない言葉を検索することです」と言ってしまう。
それくらい、「検索してはいけない言葉」を検索するのが好きだ。
※今回は「検索してはいけない言葉」について話すけど、言葉自体は出てきません。
ボクはホラーが苦手だ。
しかし、子供の頃から都市伝説や怪談、心霊写真などは、「怖いなぁ怖いなぁ」とセルフ稲川淳二しながらもつい見てしまう性格だった。怖い気持ちは嫌なのだけど、好奇心が勝ってしまうのだ。
そんな好奇心を煽り立てるのが「検索してはいけない言葉」だ。
「してはいけない」というは、「検索しても自己責任、決して楽しいものではない」という警告である。実際、検索してしまうとトラウマになるものも多い。
そんな警告を無視して、「してはいけない」といわれる検索してしまうボクは、さながらメイドインアビスのリコである。
憧れは止まらないし、検索してはいけない言葉を検索するのは止められない。
しかし、先述の通りボクはホラーが苦手だ。
「検索するな」と言われてる言葉を検索して、怖い思いをするのは嫌なのだ。
なんというか、すんごいわがまま。
ありがたいことに、最近ではYouTubeで「検索してはいけない言葉を検索してみた」系の動画がたくさんある。
YouTuberやVtuberが検索してはいけない言葉を検索して、どんなものだったかを言葉にしたり絵に描いたり、モザイクをかけて映したりする動画である。
直接検索するよりワンクッションおくことで怖さを軽減できる。それに、どんなジャンルか、どれくらいの怖さなのかがわかるので、最近はその手の動画をたくさん観ている。
が、一つ問題がある。
動画の投稿日時が古いと、そこで紹介された言葉が検索に引っかからないのだ。
GoogleやYahooの目をかいくぐったヤバい画像やヘンな動画は、進化した検索クローラーによって淘汰されていく。大手検索サイトではなく、もっとマイナーな検索を使えば出てくる可能性はあるが、セキュリティ的に怪しいものも紛れ込む可能性があるので、あんまりやりたくはない。
さらにいえば、Flash動画などサービスが終わって再生できないものもあり、ミラー動画がなかなかヒットしなければお目にかかれない。
つまるところ、「検索してはいけない言葉」にも鮮度がある。
新鮮な「検索してはいけない言葉」は、常に探し求めないと見つけられないのだ。
話は変わるが、そろそろ今年も終わりである。
もう忘れたかもしれないが、日本の年末には毎年「笑ってはいけない」と銘打ったお笑い番組があった。
だが、ここ数年はやっておらず、いろいろあったので今年もやらないそうだ。
あの「笑ってはいけない」という番組を、本当にずっと笑わずに観ている人はいるのだろうか?
3〜4時間くらいの、矢継ぎ早にお笑いを繰り出してくるあの番組を、言われた通りずっと笑わずにいる人がいたとしたら、それはそれでヤバい気がする。
そう、我々は毎年「笑ってはいけない」といわれた番組を笑って年を越していた。
だから、「検索してはいけない」を検索しないわけがない。
そうゆう国民性なのだ。知らんけど(唐突な投げやり)
![○○してはいけないは、○○しろの暗喩](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164181199/picture_pc_86c868f55b04ccd063da5496e4888583.png?width=1200)